車中泊のトラブル対策【ドライブレコーダー選び4つのポイント】車中泊向けマスト機能2つ


コロナ禍のアウトドアブームをきっかけに注目が集まる車中泊の旅。「三密」を回避しながら旅を楽しめることもあり、車中泊にトライする方も多いでしょう。

車中泊では、就寝中の事故や車上荒らしなど、さまざまなアクシデントが想定されます(※編集部注)。

その中でも多いのはやはり、クルマに関するトラブル。事前にトラブルを防止・回避するためにも、ドライブレコーダーは必須です。

「ドラレコを使ってみたいけど、どんな基準で選べばよいか迷う……」

今日はそんなお悩みを持つ人向けに、車中泊で全国を旅した夫婦の視点から、ドライブレコーダー選びのポイントをお伝えしていきます。

車中泊の不安を減らすドライブレコーダーのかしこい選び方、そして、車中泊をするなら「ぜひおさえておきたい2つの機能」についてもお話ししましょう!

【参考記事】キャンピングカー「トイレ事情・あるあるトラブル5選」災害時の車中泊にも役立つ!( https://limo.media/articles/-/28488 )

■ドライブレコーダーは「4つのポイント」で選ぶ!

運転中や停車中にトラブルがあった場合、証拠映像として記録ができるドライブレコーダー。

万が一トラブルに見舞われた際に、「映像がぼやけて必要な情報が得られなかった……」という事態は避けたいところです。

まずは、車中泊を安心・安全に過ごすために、ドライブレコーダーを選ぶ際のポイントを4つに絞ってご紹介していきます。

■【ドラレコ選び ポイントその1】ドライブレコーダーの形状

ドライブレコーダーの形状は、大きく分けて3種類に分けられます。

■1.本体カメラ一体型

一体型は、カメラと記録をするユニットが1つの機器でまかなえるタイプです。取り付けが容易で、他のタイプより種類が豊富で比較的安価なモデルが多いです。

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■2.カメラとユニット分離型(セパレート型)

分離型は、カメラと記録するユニットが別々のタイプです。一体型モデルよりカメラが小さいため、視界を妨げません。また、バックカメラが付属しているモデルが多いことも特徴です。

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しかし、カメラとユニットが別々なため、配線も複雑で取り付けも複雑になります。

■3.ミラー型

ルームミラーに取り付けて使用するタイプです。設置場所がルームミラーのため、視界をさえぎらず、普段と同じ視界で運転が可能です。また、比較的容易に取り付けができます。

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ただし、モデルによってはルームミラーが鏡ではなく全てモニターの映像になるため、画質やフレームレートで使いやすさに差が出ます。選ぶ際には注意が必要です。

■【ドラレコ選び ポイントその2】カメラの撮影範囲

ドライブレコーダーは商品により、画角や撮影範囲が異なります。カメラにはさまざまな種類がありますが、大きく分けて3種類をご紹介します。

■1.フロントカメラタイプ

前方のみを記録できるスタンダードなタイプ。本体とカメラが一体になっているタイプが多く、シンプルな構造が特徴です。

■2.前後方2カメラタイプ

前方と後方の2つのカメラで映像が記録できる人気のタイプ。後方から追突されたり、あおり運転されたりした場合、フロントカメラタイプでは証拠として残せません。

しかし、前後方2カメラタイプを取り付けを行えば、後方の映像も残せます。フロントカメラタイプと比較して高価ですが、より安心できます。

■3.全方向360度カメラタイプ

フロントガラスに設置したカメラから、前方・側方・後方の全方位が記録できるタイプ。また、車内や後部座席の映像も録画できるため、他のドライブレコーダーより死角が少ないことが特徴です。

しかし、上部の撮影が苦手なモデルが多く、後方に関しては車内越しの映像になってしまうため、信号機が映らなかったり、後方の細かな撮影が厳しかったりするというデメリットがあります。

車内で起きたトラブルを撮影する、2台目のドライブレコーダーとしておすすめです。

■【ドラレコ選び ポイントその3】車のナンバーを認識できる「フルハイビジョン」以上がおススメ!

事故やトラブルに巻き込まれた場合、ドライブレコーダーを備えていても、画質が悪く重要な情報が確認できなければ証拠にならない可能性があります。

購入する際は、車のナンバーが問題なく認識ができる「フルハイビジョン(フルHD 1920×1080画素)」「有効画素数200万画素」以上のモデルを選びましょう。

■【ドラレコ選び ポイントその4】フレームレートは「LED信号機に対応」か

ドライブレコーダーの映像は、1秒間に何十枚もの画像を繋げて、漫画のように組み合わせたものです。フレームレートの数字が大きくなるほど、映像が滑らかになります。市販品で多いフレームレートは30fpsです。ただし、LED信号対応か必ず確認しましょう。

LED信号機は、目で認識できない速度で点滅を繰り返しています。LED点滅の周期と、フレームレートの周期が合致してしまうと、信号機の点灯が認識できません。

信号機の点灯が認識できないと、事故などの証拠映像として不十分な可能性があります。

LED信号に対応しているタイプであれば、信号機の色が証拠映像として確認できるので安心です。

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また、東日本と西日本では周波数が異なるので、LED信号に非対応の場合、東日本で信号機の点灯が確認できていても、西日本では点灯が確認できない場合もあります。そのため、LED信号に対応しているモデルを選ぶことをおすすめします。

■【ドライブレコーダー】車中泊向け・マスト機能2選!

ドライブレコーダーには多くの機能があります。本章では、車中泊するなら必ず押さえておきたい便利な機能をご紹介していきます。

■その1「駐車監視機能」エンジンOFFの就寝時でも録画可能

車中泊をするなら、まず備えておきたい機能が、駐車監視機能です。駐車監視機能付きのモデルを選べば、停車中や就寝中に事故や車上荒らしなどのトラブルにあった場合でも、映像が記録できます。

駐車監視機能とは、エンジンが停止していても、車内外の映像を記録できる機能です。機種により常時録画タイプとイベント録画タイプに分かれ、録画方法が異なります。

@ 常時録画タイプ

エンジン停止から衝撃や動体検知に関係なく常に映像を記録し続けます。常時録画しているため撮り逃しはありませんが、データ容量を圧迫したり、バッテリー消費が激しかったりというデメリットも挙げられます。

A イベント録画タイプ

イベント録画タイプでは、衝撃検知センサー(Gセンサー)や動体検知センサーで何らかの動きを検知して録画を開始するタイプに分かれます。

容量圧迫やバッテリー消費を抑えられますが、必要な映像が全て録画できているとは限りません。映像を撮り逃してしまう可能性が、デメリットとして挙げられるでしょう。

※駐車監視機能を備えている場合、商品によって、車両バッテリー・内蔵バッテリー・外部バッテリーと、電源を供給するパターンが異なります。あらかじめ確認しておきましょう。

■その2 「HDR/WDR機能」暗闇や逆光でも自動補正

車中泊で怖いのが夜間のトラブルです。暗くてもしっかり証拠映像が撮れるドライブレコーダーを選びたいですよね。

HDR・WDRとは、明るさの幅(レンジ)を広げる機能のこと。HDR・WDRは同意語です。

HDRやWDR機能を備えているものであれば、明暗差があっても映像の白飛びや黒つぶれの発生を防げます。また、夜間や逆光時なども映像がしっかり録画できるため、HDRやWDR機能があると安心できます。

就寝時の映像を正確に残すためにも、HDR・WDR対応のモデルを選びましょう。

■ドライブレコーダーがあれば、車中泊の不安もきっと減るはず!

車中泊は車中心の生活になるため、事故や車上荒らしなどの車関係のトラブルが多くなります。トラブルを未然に防ぐために必要なのが、ドライブレコーダーです。

車中泊だけに限らず、運転中の事故やトラブルが発生した時にも役に立ちます。

トラブルが起こってから「ドライブレコーダーを取り付けておけばよかった...」と後悔しても遅いです。安価なタイプであれば1〜2万円で取り付けできます。

就寝中に起こったいたずらや事故、運転中のあおり運転や危険運転の防止になると考えれば、ドライブレコーダーは、車中泊に必要不可欠です。

車中泊の旅を、安心して楽しむためのヒントに繋がるでしょう。

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