元金融機関社員が語る「富裕層の人の特徴」!資産1億円以上のお金持ちはどれぐらいいるか

− 元証券会社社員が見た富裕層あるある −


みなさんの身近にお金持ちはいらっしゃいますか。今はまだお金持ちじゃなくても、お金持ちの素質を持っている人はいらっしゃることでしょう。

例えば、昨今の資産運用ブームで自分の保有資産をSNSで公開する人が増えています。「お金の話ははしたない」とされてきた日本で、お金や運用に対してのイメージが変わりつつありますね。

着々と投資で成果を出して運用資産が5000万円、はたまた1億円を超える人もちらほら。では、今の日本に資産1億円以上のお金持ちはどれくらいいるのでしょうか。

今回は元証券会社社員である筆者から、富裕層の人の特徴をご紹介します。今からでも1億円以上の資産を作るヒントとなれば幸いです。

■世帯の純金融資産保有額

「株式会社 野村総合研究所」によると、純金融資産保有額をベースに総世帯は全部で5段階に分けられます。

出所:野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」

上記の図によると、今回テーマとなる金融資産1億円以上は「富裕層」に当てはまることがわかります。

富裕層だけをピックアップすると124万世帯のため、全体に占める割合は約2%となります。(124/5402.3(全世帯合計)=2.29%)

ちなみに、同資料は2019年の調査であるため、その後の世界株価や不動産価格が高騰したことをふまえると、富裕層の割合は増えているかもしれませんね。

とはいえ、富裕層は100人中、片手で数えられるほどの希少な存在だということがわかりました。

■富裕層の人の特徴.1

ここからは、本題である富裕層の人の特徴について2つご紹介します。

まず特徴の1つ目は、富裕層は倹約家であるということです。

日頃からコストを意識しているため、コストパフォーマンスがよければ惜しみなくお金を使います。

そのため、ただただケチなのではなくお金を払う対価を見極めているといえるでしょう。無駄を省き、必要なものだけにお金を使うというのはとても理にかなっていますね。

私たちが富裕層の人を見習って今すぐできることは、お金を払う瞬間に「本当に必要な買い物か」を考えることでしょう。

また、今の収支の中で、不要なものにお金を費やしていないかチェックしてみましょう。解約するのが面倒なサブスクリプションがいくつか紛れているかもしれません。

少ない金額でも「つみたてNISA」や「イデコ」など少額の積立運用に回せられたら、税金のメリットを受けながらお金を育てることができるでしょう。

■富裕層の人の特徴.2

特徴の2つ目は、富裕層は自分の考えを持っているということです。

例えば前職の証券会社時代では、株式や投資信託をご提案後、お客様自身でも調べられて、意見を述べられることが少なくありませんでした。

もちろん、相場見通しに賛同いただけることもあれば、反対されることもあります。大切なことは、富裕層のように自身で情報収集した結果、自身の考えをもつことです。

また、富裕層と富裕層ではない人の違いは、ひとつの情報源だけを信じないということです。特に動画サイトなどで一般人が情報発信をすることが簡単になったさっこん。

間違った情報や、過激な内容で視聴者を惹きつける内容が出回っていることも珍しくありません。そのため、日頃から多角的に情報収集を行って、自分なりの考えを持つクセをつけてみましょう。

■1億円を作るヒントとは?

富裕層の人の特徴を見てみていかがでしたでしょうか。
まずは形からでも富裕層の真似をして、長期の目線で富裕層になれるよう習慣化していけるといいですね。

また、資産を安定的に大きくするために必要なものは「時間」です。

例えば、資産運用であれば月々10万円を6%で30年間積立てた場合、最終的に積立金額は1億451万円程度となります。

1億円とはいかなくとも、月々5万円を6%で30年間積立てた場合でも、最終的に積立金額は5022万円程度となります。

今の収支を見直して将来のための種銭を捻出することからはじめませんか。

こつこつ継続することができれば、老後にむけて大きな資産がつくれるかもしれません。

■参考資料

  • 野村総合研究所「日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」( https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1221_1 )
  • 金融庁「資産運用シミュレーション」( https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html )

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