私大学費【パイロットになるには?】4年間の費用は一体どのくらいなのか

− 法政大学・東海大学・桜美林大学【私大・3校学費比較】 −


お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。

乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。

ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。

また、大学で専攻する分野によっても、卒業までに必要な費用には差が出ます。今回は全国でも数少ない、4年制大学の「航空機操縦士(パイロット)」養成学科にフォーカス。

今回は、法政大学理工学部・機械工学科航空操縦学専修、東海大学工学部・航空宇宙学科航空操縦学専攻、桜美林大学航空・マネジメント学群・フライト・オペレーション(パイロット養成)コースを4年間で卒業した場合に必要な学費を、各大学の開示データを基に比較していきます(※編集部注)。

【※参考記事】【私大薬学部・学費比較】慶應・東京理科大・日大「6年間の学費が一番高いのはどこか」( https://limo.media/articles/-/29194 )

■法政大学・理工学部機械工学科航空操縦学専修「4年間の学費はいくら?」

  • 初年度納付金:221万円
  • 2年次:197万円
  • 3年次:636万2000円
  • 4年次:157万1000円

※「高等操縦実習T・U・V(事業用操縦士課程、等級限定変更課程、計器飛行証明課程)」を選択した場合、3年次秋学期以降、学費とは別に、1630万円(概算)が必要になります。

■法政大学・理工学部機械工学科航空操縦学専修「4年間の学費合計」

  • 1211万3000 円〜2841万3000円

■東海大学・工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻「4年間の学費はいくら?」

次は東海大学・工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の納付金を見ていきます。

  • 初年度納付金 : 185万5000円
  • 2年次:165万5000万円
  • 3年次:165万5000万円
  • 4年次:165万5000万円
  • 2〜3年次留学費用:約1200万円※

※2021年度費用約$9158を1ドル=130円で換算

■東海大学・工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻「4年間の学費合計」

  • 約2564万円〜

■桜美林大学・航空・マネジメント学群フライトオペレーション(パイロット養成)コース「4年間の学費はいくら?」

  • 初年度納付金:285万4000円
  • 2年次:275万4000円
  • 3年次:275万4000円
  • 4年次:280万4000円
  • 訓練費:約1500万円(※)

※FAA・JCABライセンス取得のため。航空燃料費上昇および為替レートの変動やカリキュラム編成の変更などの事情により追加費用が発生することがある。

■桜美林大学・航空・マネジメント学群フライトオペレーション(パイロット養成)コース「4年間の学費合計」

  • 約2616万6000円

■私大学費【パイロットになるには?】4年間の費用は一体いくら?

■法政大学・東海大学・桜美林大学【私大・3校学費比較】

法政大学理工学部・機械工学科航空操縦学専修、東海大学工学部・航空宇宙学科航空操縦学専攻、桜美林大学航空・マネジメント学群・フライトオペレーション(パイロット養成)コースを4年間で卒業した場合の学費は以下の通りです。

法政大学・東海大学・桜美林大学「パイロット養成学科」学費比較

大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

?

  • 法政大学理工学部機械工学科 航空操縦学専修:1211万3000 円〜2841万3000円
  • 東海大学工学部航空宇宙学科 航空操縦学専攻:約2564万円〜
  • 桜美林大学航空マネジメント学群 フライト・オペレーション(パイロット養成)コース:約2616万6000円

さて、この授業料を預貯金で準備する場合、毎月どのくらいの積立が必要でしょうか。

■毎月いくら預貯金のつみたてが必要なのか

この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。

先ほどの、法政大学理工学部機械工学科・航空操縦学専修、東海大学工学部航空宇宙学科・航空操縦学専攻、桜美林大学航空・マネジメント学群 フライト・オペレーション(パイロット養成)コースを4年間で卒業するためには、おおむね2500万円ほどは準備が必要となることがわかりました。

この金額を「10年間」と「18年間」それぞれを準備期間とした場合、毎月の積立額はどのくらいになるか計算してみましょう。

■10年かけて準備する場合

まず、この金額を120カ月(10年)で割ってみます。

  • 2500万円÷120カ月=約20万8000円

毎月この金額を「欠かさず」貯蓄し続けることは、多くの世帯にとって決してやさしいことではないといえそうです。

では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

■18年かけて準備する場合

同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。

  • 2500万円÷216カ月=約11万6000円

生まれた直後から積立を始めた場合ならば、ひと月約11万6000円をつみたてていく必要があることがわかりました。

【関連記事】つみたてNISAやiDeCoなど、つみたて投資ではどんな投資信託がおすすめなのか( https://limo.media/articles/-/26187 )

■大学進学費用を、上手に準備していくためには?

家計の経済状況は世帯ごとに異なります。奨学金や教育ローンを活用するご家庭もあるでしょう。未来を支える子どもたちの夢をかなえるために、親はできる限りのサポートをしていきたいものですね。

大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきましょう。低金利が続くいま、預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点も求められているといえそうです。

※2022年5月13日:読者の方のご指摘により、誤記を修正しております。

■【参考データ】学部別:有名私立大学の学費

【参考】早稲田・慶應義塾・上智【文学部】4年間の学費

※大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

?

【参考】早稲田政経・慶應経済・上智経済「4年間の学費」

※大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

【参考】慶應・東京理科大・日大「薬学部」学費比較

各大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

【参考】慶應義塾・日大・東海大【医学部】6年間の学費

各大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

?

【参考】明治・青山学院・立教・中央・法政【法学部】4年間の学費

※大学開示データをもとにLIMO編集部作成

■参考資料

  • 法政大学理工学部機械工学科航空操縦学専修「学費・奨学金」( https://aviation-technology.ws.hosei.ac.jp/nyushi/contents/ )
  • 東海大学(デジタルパンフレット)「大学案内」( https://www.u-tokai.ac.jp/examination-admissions/fee/undergraduate/ )
  • 桜美林大学 航空・マネジメント学群「2022年度 学生募集要項」( https://admissions.obirin.ac.jp/wp-2022/wp-content/uploads/2022/03/flight_bosyuyoko2022_02.pdf )

関連記事(外部サイト)