【ガーデニング】秋のクレマチスもキレイに咲かせる!上手に剪定する方法&今の時期に必要なお手入れ


春に大きく生長し次々とキレイな花を咲かせてくれたクレマチス。梅雨の間は開花もしばらくお休みです。

今のうちに伸びた枝を剪定して、秋の開花に向けて株をリフレッシュさせるのがオススメです。

そこで今回は、夏が来る前にやっておきたいクレマチスの剪定、今の時期に必要なお手入れを解説します。

■クレマチスを剪定する目的は?

クレマチスの開花時期は4〜10月で、一部を除きほとんどの品種が四季咲きです。剪定をしないで放置しておくと、株が弱って新しい蕾が付かないことも。

Zhanna Danilova/istockphoto.com

また梅雨時期に葉が混み合っていると、蒸れが生じて病気にかかりやすくなります。

株に活力を与えて花つきをよくすること、枝葉をスッキリさせて風通しをよくすることを目的として、夏が来る前に剪定しておきましょう。

■タイプ別!クレマチスの剪定場所は?

クレマチスには花芽の付き方で「旧枝咲き」「新枝咲き」「新旧両枝咲き」の3タイプに分かれます。

タイプごとに枝を切る場所が異なるので、間違ったところを剪定すると開花時期に花が咲かなくなることも。

育てているクレマチスがどのタイプに該当するのか、確認してから剪定してくださいね。

■旧枝咲きタイプ

系統:モンタナ系・シルホサ系・フォステリ系・パテンス系・アトラゲネ系

前年に伸びた枝に花が咲き、新しく伸びた枝には花芽が付かないタイプ。花が咲き終わったあと、花から1〜2節ほど下を切り戻します。

アトラゲネ系(Andrew Fletcher/Shutterstock.com)

■新枝咲きタイプ

系統:ビチセラ系・テキセンシス系・ヴィルオナ系・インテグリフォリア系・ジャックマニー系

新しく出てきた枝だけに花を付けるタイプ。花後の枝を半分ほど切り戻しをすると、2番花、そして3番花が咲きます。2〜3月に根元から2〜3節目だけを残して短く剪定しましょう。

テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」(Gardens by Design/Shutterstock.com)

■新旧両枝咲きタイプ

系統:テッセン系・タングチカ系・フロリダ系・ラヌギノーサ系

新しい枝と古い枝の両方に花が咲くタイプ。新枝や旧枝を見極める必要がなく、比較的剪定しやすいタイプです。花が咲き終わったら、先端から1〜2節残して剪定しましょう。

■クレマチスの剪定、ポイントは?

■開花タイプを知る

クレマチスが新枝に開花するのか、旧枝に開花するのか。これを把握しておくことがポイントです。

一季咲きであれば春に開花したあと、再び秋に開花することはありません。育てているクレマチスの性質に合わせて剪定しましょう。

■よく切れる刃物を使う

枝を剪定する際は、よく切れる刃物を使うのがオススメ。クレマチスの枝は細くて傷みやすいので、切れにくい刃物を使うと根元から折れてしまうかもしれません。細心の注意を払いながら剪定しましょう。

■鉢植えは明るい軒下に置く

剪定した直後はクレマチスにも多少のストレスがかかっています。移動できる鉢植えは直射日光が当たらない明るい場所に置くとよいでしょう。

長雨で切り口から雑菌か入ることもあるので、風通しのよい軒下で管理すれば安心です。

Sergey V Kalyakin/Shutterstock.com

■水やりに気をつける

クレマチスは乾燥を嫌う植物なので、水切れすると生育に影響します。正しく剪定しても花芽がつかなくなることもあるので、土の乾き具合を見ながら適度に水を与えましょう。

長雨が続いたときは多湿にならないように水やりを控えます。

■今の時期にやっておきたい!夏までに必要なお手入れは?

■花ガラ摘み

咲き終わった花ガラは早めに取り除きましょう。

梅雨明けまでは雨の日が多くジメジメしているため、枯れた花ガラをそのままにしておくと病気が発生しやすくなります。

傷んでいる葉、茂り過ぎで混み合った葉も切り取っておきましょう。

■誘引

生育が活発な株は、梅雨時期にはすでに新しい枝が伸びてきています。そのままにしておくと風雨で傷んでしまうことも。

枝が細いので折れないように気をつけながら、支柱やフェンスなどに誘引してあげましょう。

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■植え替え

植え替えは夏が来るまでに済ませておきます。ひと回り大きな鉢に植え替えたり、庭へ地植えにしたりすると生育が旺盛に。この時期の植え替えは根鉢をくずさないことがポイントです。

■挿し木

梅雨シーズンは温度や湿度が挿し木をするのにピッタリの時期。勢いよく伸びた健康な枝を選んで、新鮮な土に挿しましょう。

涼しい日陰に置いて水切れしないように管理すると、1〜2ヵ月程度で根が出ます。

挿し木はお気に入りのクレマチスを個人で楽しむ範囲でおこなってくださいね。

■病害虫チェック

クレマチスは比較的丈夫な植物ですが、梅雨は高温多湿な環境により病気にかかる可能性が高くなるシーズンです。

ジメジメした場所を好む害虫の被害にあいやすくなるので、ときどき葉の様子を見てあげましょう。病害虫を早めに見つけることができますよ。

■まとめにかえて

春に咲いたクレマチスを秋にも再び開花させるためには、品種に合った剪定をすることが大切です。剪定場所を間違えると花が咲かなくなるだけでなく、株を弱らせてしまうかもしれません。

正しい剪定とお手入れをして、お気に入りのクレマチスを繰り返しキレイに咲かせましょう。

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