都道府県別「現役世代の貯蓄と年収」ランキング!トップ10はどこ?【最新データ】

− 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)−2021年−(二人以上の世帯))」から紹介! −


夏を目前に、モスバーガーは「モスバーガー」を390円から410円(税込)へ、「テリヤキバーガー」を380円から400円へなど値上げすることを2022年6月20日に公表しました(いずれも税込)。

今年の夏も続くと思われる数々の値上げ。旅行やレジャーを楽しみたいものの、値上げを考えると悩ましい方も多いでしょう。

とはいえ、貯蓄は「収入と支出の差」からおこなうもの。収入を増やす、もしくは支出を減らす工夫をおこなうことで、貯蓄を増やすことも可能です。

支出を減らすためには、長続きする方法としてまずは家賃や通信費、電気代、ガス代などの固定費を見直したいところ。

今回は最新の総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)−2021年−(二人以上の世帯))」を参考に、47都道府県の働く世代の平均的な年収と貯蓄をながめていきます。

都道府県別の違いを見ながら、収入と貯蓄の関係も見ていきましょう。

■【年収と貯蓄】東北や関東はいくらか

国税庁によれば日本人の平均年収は433万円です。

今回の調査を全国平均で見ると、世帯主の年齢は49.9歳、女性の有業率は54.6%となっています。

それをもとにまずは北海道や東北、関東から見ていきましょう。

■【都道府県別】平均貯蓄額(平均年収)

全国平均1454万円(749万円)

  • 北海道987万円(634万円)
  • 青森1110万円(685万円)
  • 岩手991万円(704万円)
  • 宮城1121万円(699万円)
  • 秋田1049万円(658万円)
  • 山形117万円(734万円)
  • 福島1247万円(704万円)

北海道・東北地方で最も年収が高いのは山形県。貯蓄が多いのは福島県でした。

  • 茨城1056万円(733万円)
  • 栃木1154万円(725万円)
  • 群馬1682万円(793万円)

北関東では年収・貯蓄ともに群馬県が多くなりました。

  • 埼玉1758万円(937万円)
  • 千葉1913万円(795万円)
  • 東京2372万円(978万円)
  • 神奈川1642万円(837万円)

首都圏ではやはり東京が最も多く、年収は978万円、貯蓄も2000万円を超えています。

■【年収と貯蓄】北信越や中部はいくらか

次に北信越と中部地方を確認しましょう。

  • 新潟1282万円(717万円)
  • 富山1482万円(769万円)
  • 石川1437万円(794万円)
  • 福井1378万円(688万円)

北信越地方では石川県と富山県が年収・貯蓄ともに高くなりました。

  • 山梨959万円(696万円)
  • 長野994万円(747万円)
  • 岐阜1943万円(801万円)
  • 静岡1365万円(705万円)
  • 愛知1815万円(801万円)
  • 三重1598万円(744万円)

中部地方では愛知と岐阜の年収が800万円を超え、貯蓄も2000万円に迫るほどの勢いでした。岐阜から名古屋へ通勤される方もいるのでしょう。

■【年収と貯蓄】関西や中国・四国地方はいくらか

次に関西や中国・四国地方を確認しましょう。

全国平均1454万円(749万円)

  • 滋賀1909万円(786万円)
  • 京都2210万円(712万円)
  • 大阪792万円(672万円)
  • 兵庫1559万円(794万円)
  • 奈良2023万円(799万円)
  • 和歌山1308万円(630万円)

関西では奈良、兵庫、滋賀の年収が高く、貯蓄は京都と奈良で2000万円を超えました。貯蓄の水準は首都圏に迫りますね。

関東では都市部の年収や貯蓄が高い結果となりましたが、関西では大阪が年収・貯蓄ともに低くなっています。

  • 鳥取1233万円(685万円)
  • 島根1197万円(753万円)
  • 岡山1116万円(729万円)
  • 広島1196万円(713万円)
  • 山口1403万円(678万円)

中国地方では年収は島根と岡山が、貯蓄は山口県が高くなりました。

  • 徳島1688万円(753万円)
  • 香川1372万円(655万円)
  • 愛媛1096万円(682万円)
  • 高知969万円(730万円)

四国では徳島と高知の年収が高く同程度ですが、貯蓄をみると約700万円もの差があります。徳島の貯蓄は1500万円を超えており、全国で見ても高い水準となっています。

■【年収と貯蓄】九州・沖縄地方はいくらか

  • 福岡1284万円(795万円)
  • 佐賀929万円(614万円)
  • 長崎844万円(604万円)
  • 熊本1215万円(710万円)
  • 大分936万円(712万円)
  • 宮崎904万円(666万円)
  • 鹿児島990万円(636万円)
  • 沖縄752万円(579万円)

九州・沖縄地方では福岡や熊本など都市部で年収・貯蓄ともに高くなりました。

ただ全体的に貯蓄は1000万円以下が多く、年収が平均を超えるのも福岡のみです。

■貯蓄・年収それぞれのトップ10!

では、貯蓄と年収それぞれのトップ10を見てみましょう。

■【47都道府県】貯蓄トップ10

  1. 東京2372万円(978万円)
  2. 京都2210万円(712万円)
  3. 奈良2023万円(799万円)
  4. 岐阜1943万円(801万円)
  5. 千葉1913万円(795万円)
  6. 滋賀1909万円(786万円)
  7. 愛知1815万円(801万円)
  8. 埼玉1758万円(937万円)
  9. 群馬1682万円(793万円)
  10. 神奈川1642万円(837万円)

貯蓄では東京、千葉、埼玉、群馬、神奈川と関東が5つランクイン。

京都や奈良、滋賀といった関西地方や、岐阜と愛知も入りました。

次に平均年収のトップ10を確認します。

■【47都道府県】年収トップ10(年収・貯蓄)

  1. 東京978万円(2372万円)
  2. 埼玉937万円(1758万円)
  3. 神奈川837万円(1642万円)
  4. 岐阜801万円(1943万円)
  5. 愛知801万円(1815万円)
  6. 奈良799万円(2023万円)
  7. 福岡795万円(1284万円)
  8. 千葉795万円(1913万円)
  9. 石川794万円(1437万円)
  10. 群馬793万円(1682万円)

年収ではやはりトップ3を首都圏が占め、関東が5つを占めます。

こちらも貯蓄でランクインしていた岐阜や愛知、奈良の他に、九州から福岡、北信越から石川県が入りました。

■さまざまな方法で貯蓄を増やす工夫を

今回の貯蓄と年収をみると、年収と貯蓄のトップ10には関東が5つランクインし、関西や中部地方などやはり都市部ほど高い傾向に見られました。

一般的に都市部ほど年収が高い傾向にありますが、郊外など住む場所を工夫することで家賃や生活費などを抑えることも可能でしょう。

貯蓄といっても、低金利の今では預貯金のみで資産を増やすのは難しいところがあります。

最近ではつみたてNISAやiDeCoのように、運用益が非課税になる制度もあります。どちらも自分で金融商品を選び、毎月一定額を積み立てていく積立投資です。

投資対象や買付時期を分散することでリスクを抑えながら、利息に利息がつく「複利の効果」を期待します。

出典:金融庁「投資の基本」

リスクはきちんと確認する必要がありますが、資産運用を貯蓄に取り入れる方法は有効でしょう。

値上げで苦しい今だからこそ、お金のことはしっかりと考えたいですよね。これを機に、固定費の見直しや資産運用など、今できることを考えてみてはいかがでしょうか。

■参考資料

  • モスバーガー「モスバーガー店舗 商品価格改定のお知らせ 」( https://www.mos.co.jp/company/pr_pdf/pr_220620_1.pdf )
  • 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)−2021年(令和3年)平均結果−(二人以上の世帯))」( https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20210&month=0&tclass1=000000330007&tclass2=000000330008&tclass3=000000330009&result_back=1&tclass4val=0 )
  • 金融庁「投資の基本」( https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html )

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