【配当利回りランキング】商船三井や日本郵船など、相場もみ合い時にチェックしたい上位10社
2022年08月03日 19時50分LIMO

日経平均株価がレンジ内でもみ合う中、少しでも投資パフォーマンスを上げようと、個別株の選定に力を入れている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、東証に上場している銘柄での配当利回りランキング・トップ10をご紹介します。
それでは、早速見ていきましょう。
■東証上場の配当利回りランキング・トップ10
では、早速見ていきましょう。
1位 商船三井(9104)
配当利回り:13.18%
2位 日本郵船(9101)
配当利回り:9.81%
3位 富士興産(5009)
配当利回り:7.26%
4位 NEW ART HOLDINGS(7638)
配当利回り:7.25%
5位 西松建設(1820)
配当利回り:7.22%
6位 乾汽船(9308)
配当利回り:7.17%
7位 淺沼組(1852)
配当利回り:7.16%
8位 三ツ星ベルト(5192)
配当利回り:6.89%
9位 NSユナイテッド海運(9110)
配当利回り:6.82%
10位 日東工業(6651)
配当利回り:6.80%
※データは2022年8月2日の終値ベース
こうして見ると、上位には海運業種が複数ランクインしており、首位の商船三井の利回りは10%を超えています。
■商船三井の業績におけるリスク
ただ、配当利回りが高くとも、株式投資では様々なリスクを知っておくことが重要です。
そこで、利回りが首位となった商船三井の株式のリスクについて解説します。
商船三井に限らず、海運ビジネスはもともとハイリスクな事業です。
世界各国の資源需要の波の影響を大きく受けるほか、タンカーの製造リードタイムが長く、需要量の変化に対して供給力の柔軟な調整が難しいといった点が理由として挙げられます。
結果として、商船三井の売上高の推移は下図のように基調が読みづらいです。

出所:株式会社商船三井 損益状況
また、営業損益については下図のように黒字・赤字を転々としています。

出所:株式会社商船三井 損益状況
とりわけ、ここ数年の業績にフォーカスすると、売上高は減少傾向にあり、営業損益も悪化のトレンドにあります。
■まとめにかえて
いかがだったでしょうか。
相場全体が横ばいで推移する中、投資する先選びには一層工夫を凝らしたいものです。
ご参考になれば、幸いです。
■参考資料
- 株式会社商船三井 IR情報( https://www.mol.co.jp/ir/ )
- 株式会社商船三井 決算情報・財務データ( https://www.mol.co.jp/ir/accounts/finance/index.html )
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