五輪中止回避で住友不動産がストップ高! 日経平均株価は前日を上回る爆騰

− 【東京株式市場】 2020年3月25日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は+8%高で連日の爆騰、TOPIXは気が付くと6日続伸

2020年3月25日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,546円(+1,454円、+8.0%) 大幅3日続伸
  • TOPIX 1,424.6(+91.5、+6.9%) 大幅6日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 641.1(+35.7、+5.9%) 大幅3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:2,055、値下がり銘柄数:93、変わらず:20
  • 値上がり業種数:33、値下がり業種数:0
  • 昨年来高値更新銘柄数:4、昨年来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は22億8,028万株、売買代金は3兆7,364億円(概算)となり、いずれも前日より微増となりました。

前日の米国株式相場の爆反発(NYダウは過去最高の上げ幅を記録)を背景にリスクオンモードが高まり、取引時間中に米国の大型経済対策合意が発表されたことで買い一色の展開となりました。

ただ、売り手が減少したこと等から、出来高は頭打ち傾向が強まり、売買代金は微増に止まっています。それでも、買戻しを中心に3兆7,000億円は高水準であることに変わりはありません。

そのような中、日経平均株価は前日を上回る爆騰となりました。特に、米国議会が大型経済対策で合意したことが伝わった後場の半ば以降は上げ幅を拡大し、大引け直前には一時+1,472円高となる場面が見られました。

結局、終値の上昇幅は歴代第5位の爆騰となり、3日続伸で引けています。終値も3月11日以来の19,000円台回復となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きとなって6日続伸で引けています。ただ、上昇率は日経平均株価を下回りました。これは、日経平均株価を構成する大型株への買戻しが優勢だったことを示唆しています。

■東証マザーズ株価指数は大幅3日続伸、売買代金は5日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は9,499万株、売買代金843億円となり、いずれも前日より増加しました。出来高は1億株に迫る水準まで回復しましたが、売買代金は5日連続で1,000億円を下回っています。

また、暴落が続いた銘柄を買い戻す動きが堅調になった結果、株価指数は+6%高に迫る急騰となり、終値でも600ポイントを固める展開となりました。

■ソフトバンクGが3日連続の爆騰、東京五輪の中止回避で住友不動産はストップ高

個別銘柄では、終値ベースで+10%超高となる爆騰銘柄が続出しましたが、とりわけ、ソフトバンクグループ(9984)が+10%高で3日連続の爆騰で引けたことが目を引きました。

また、東京五輪の延期が正式決定、従前から懸念された中止が回避されたことを好感して三菱地所(8802)や三井不動産(8801)など不動産株が強烈に買い戻され、住友不動産(8830)は大爆騰のストップ高で終えています。

その他では、自動車株でトヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)が爆騰し、ハイテク株では日立製作所(6501)、NEC(6701)、パナソニック(6752)、シャープ(6753)、三菱電機(6503)が爆騰しました。

一方、東証1部でわずか93銘柄の値下がり株の中では、中外製薬(4519)がまさかの続落で連日の逆行安となり、小売り株ではしまむら(8227)が値を下げました。

新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ(4565)やサンバイオ(4592)など医療バイオ関連株が+10%超高の爆騰となり、メルカリ(4385)も連日の爆騰となりました。

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