自動車株、銀行株が一斉に急落! 日経平均株価は続落

− 【東京株式市場】 2020年3月31日 −


■株式市場の振り返り−年度内最終日の日経平均株価は続落、TOPIXも大幅続落

2020年3月31日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 18,917円(▲167円、▲0.9%) 続落
  • TOPIX 1,403.0(▲32.5、▲2.3%) 大幅続落
  • 東証マザーズ株価指数 620.0(+7.8、+1.3%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:546、値下がり銘柄数:1,581、変わらず:39
  • 値上がり業種数:2、値下がり業種数:31
  • 昨年来高値更新銘柄数:18、昨年来安値更新銘柄数:16

東証1部の出来高は18億6,245万株、売買代金は3兆802億円(概算)となり、いずれも前日より小幅減少となりました。

米国株式相場が大幅反発となったことでリスクオンモードが高まりましたが、依然として新型コロナウイルスの感染拡大による影響が払拭されず、終盤は模様眺めムードとなりました。ただ、売買代金は減少したものの、かろうじて3兆円超えの高水準を維持しています。

そのような中、日経平均株価は方向感の定まらない値動きとなりました。

米国株の急反発を好感して寄り付きから高く推移し、前場の半ばに一時+251円高まで買われましたが、徐々に上げ幅を縮小する展開となりました。

後場はほとんどの時間帯にマイナス圏で推移し、半ばには一時▲250円安まで下落する場面が見られています。その後はやや挽回しましたが、結局は前日の“志村ショック”を引きずる形の続落で引けました。

ちなみに、2019年度最終日と前年度最終日の終値は以下の通りであり、大幅下落となっています。

  • 2018年度(2019年3月29日):21,205円
  • 2019年度(2020年3月31日):18,917円(▲2,288円、▲10.8%)

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりましたが、下落率は▲2%を超える大幅安となりました。これは、中小型株を含めて全般的に売りが優勢だったことを示唆しています。

■東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は9日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,539万株、売買代金689億円となり、いずれも前日より増加しました。増加はしたものの、個人投資家の物色意欲が一向に回復せず、売買代金は9日連続で1,000億円を大きく下回っています。

ただ、株価指数は反発となりました。依然として終値で何とか600ポイント台を維持していますが、先行きはなかなか厳しそうです。

■スズキなど自動車株が一斉に急落、任天堂は“巣ごもり”需要の拡大で怒涛の10連騰

個別銘柄では、円高進行とコロナウイルス影響による生産激減を背景に、自動車株が一斉に売られました。

終値ベースでは、スズキ(7269)が▲8%弱安、日産自動車(7201)が▲7%強安、三菱自動車(7211)が▲7%弱安、マツダ(7261)が▲5%強安でいずれも急落し、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、SUBARU(7270)、いすゞ自動車(7202)も全て▲4%超安の大幅下落となりました。

また、銀行株にも売りが継続し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が▲5%超安の急落、みずほフィナンシャルグループ(8411)と三井住友フィナンシャルグループ(8316)も▲5%安に迫る大幅下落で引けています。

その他では、2月決算期企業の事実上のトップバッターとして決算発表を行ったしまむら(8227)が次期予想を「未定」としたことで不透明感が強まり、一時▲10%安に迫る暴落となり、終値も▲9%安だったことが目を引きました。

一方、いわゆる“巣ごもり”の長期継続が確実になったことでゲーム関連株への見直し買いが続き、任天堂(7974)が一時+4%高に迫る大幅上昇となり、終値でも10日続伸となりました。

また、一連の食料品・日用品買い溜めなどを背景に、イオン(8267)とツルハホールディングス(3391)が取引時間中に昨年来高値更新となりましたが、その後は売りに押されて終値は下落しています。

新興市場(東証マザーズ)では、ブシロード(7803)や弁護士ドットコム(6027)などが大幅上昇となり、そーせいグループ(4565)なども買われました。一方、メルカリ(4385)は続落で引けています。

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