吉野家HDが持ち帰り需要増期待で大幅上昇! 日経平均株価は反落

- 【東京株式市場】 2020年4月20日 -


■株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、模様眺めムードで売買代金は2兆円割れ

2020年4月20日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,669円(▲228円、▲1.2%) 反落
  • TOPIX 1,432.4(▲10.1、▲0.7%) 反落
  • 東証マザーズ株価指数 761.5(+22.5、+3.1%) 6日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,060、値下がり銘柄数:1,035、変わらず:73
  • 値上がり業種数:8、値下がり業種数:25
  • 年初来高値更新銘柄数:26、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は10億6,542万株、売買代金は1兆9,656億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。

先週末の米国株式相場が大幅高となったものの、国内における緊急事態宣言の影響を見極める慎重スタンスが支配的となりました。売買代金は再び2兆円を割り込む薄商いとなっています。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。

取引時間の高値は19,784円(▲113円)、安値は19,611円(▲286円)となり、値幅(高値と安値の差)は約173円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりました。

■東証マザーズ株価指数は6日続伸、売買代金は5日連続で1,000億円を大きく上回る

東証マザーズの出来高は1億2,683万株、売買代金1,569億円となり、いずれも先週末より増加しました。引き続き高水準の商いを維持しており、売買代金は5日連続で1,000億円を上回り、今年最高を記録しています。

また、主力株が買われたことで株価指数も6日続伸で引けました。なお、取引時間中の高値は765.3、安値は743.2でした。

■清水建設などゼネコン株が大幅安、持ち帰り需要で吉野家HDなどファストフード株が上昇

個別銘柄では、株価指数寄与度の高い大型株が値を下げ、ファーストリテイリング(9983)、テルモ(4543)、ダイキン工業(6367)、京セラ(6971)などが大幅安となり、中外製薬(4519)も大幅下落で引けました。

また、株価上昇が続いた“巣ごもり生活”関連銘柄も利益確定売りに押され、任天堂(7974)が一時▲2%超安まで売られ、コンドーム使用機会の増加期待から買われたオカモト(5122)も冴えない値動きとなっています。

その他では、一連の新型コロナウイルス感染による工事進行の遅れからゼネコン株が一斉に売られ、清水建設(1803)、大成建設(1801)、大林組(1802)などが揃って下落したのが目を引きました。

一方、緊急事態宣言の全国拡大により、ファストフードの持ち帰りが一層増加するとの見通しから、筆者もよく利用する吉野家ホールディングス(9861)が+3%超高の大幅上昇となり、松屋フーズホールディングス(9887)やゼンショーホールディングス(7550)など、他の牛丼株も上昇しました。

また、回転寿司株にも見直し買いが入り、くら寿司(2695)、元気寿司(9828)、カッパ・クリエイト(7421)などが揃って大きく値を上げています。

さらに、特定警戒都道府県を中心に全国1,900店舗で店内飲食を終日中止することを発表した日本マクドナルドホールディングス(2702)も、一時下落した後は持ち直して値を上げて引けました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が急騰して年初来高値を更新し、公開価格(3,000円)への復帰が視野に入ってきました。また、医療バイオ関連株ではアンジェス(4563)と窪田製薬ホールディングス(4596)が年初来高値更新となっています。

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