原油相場の異常事態で商社株下落、丸紅が年初来安値を更新! 日経平均株価は3日続落

− 【東京株式市場】 2020年4月22日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は3日続落、一時19,000円割れも最後は高値引け

2020年4月22日(水)の主要指標 カッコ内は前日終値比

  • 日経平均株価 19,137円(▲142円、▲0.7%) 3日続落
  • TOPIX 1,406.9(▲8.9、▲0.6%) 3日続落
  • 東証マザーズ株価指数 715.3(▲14.5、▲2.0%) 大幅続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:496、値下がり銘柄数:1,629、変わらず:43
  • 値上がり業種数:8、値下がり業種数:25
  • 年初来高値更新銘柄数:22、年初来安値更新銘柄数:16

東証1部の出来高は12億4,729万株、売買代金は2兆829億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした。

米国株式相場の大幅続落と原油価格の下落を嫌気して、模様眺めムードが強まりました。売買代金は前日より微減でしたが、何とか2兆円台を維持しています。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。

取引時間中には19,000円を割り込む場面も見られましたが、最後は高値引けで終わっています。取引時間の高値は19,137円(▲142円)、安値は18,858円(▲422円)となり、値幅(高値と安値の差)は約280円でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続落となりました。

■東証マザーズ株価指数は大幅続落、売買代金は7日連続で1,000億円を超える

東証マザーズの出来高は1億107万株、売買代金1,479億円となり、いずれも前日より減少しました。ただ、個人投資家の資金流入が続き、売買代金は7日連続で1,000億円を超えるなど、引き続き高水準の商いを維持しています。

ただ、主力株が利益確定売りに押されたことなどから、株価指数は▲2%安の続落となりました。なお、取引時間中の高値は721.2、安値は705.2でした。

■ローソンなどコンビニ株が大幅下落、商社株では丸紅が年初来安値を更新

個別銘柄では、株価指数寄与度の高い大型株が値を下げ、ソフトバンクグループ(9984)が一時▲6%超安となる連日の急落となり、資生堂(4911)や電通グループ(4324)も大幅下落となりました。

また、前日に続きハイテク株の一角が売り込まれ、日立製作所(6501)が一時▲5%超安の急落、ネットのアクセス数中で自社生産マスクの販売中断に追い込まれたシャープ(6753)も一時▲6%安に迫る急落となっています。

さらに、コンビニ株も売りに押され、ローソン(2651)が一時▲5%超安、ファミリーマート(8028)が▲5%安に迫る急落、セブン&アイ・ホールディングス(3382)も▲3%超安の大幅下落となりました。

その他では、20日にニューヨーク原油先物市場の指標であるWTI5月物の価格が、史上初のマイナス圏にまで急落したことなどを背景に商社株も売られ、三井物産(8031)や三菱商事(8058)が大幅安となり、丸紅(8002)は年初来安値更新となったのが目を引きました。

一方、米国の有力アクティビスト(物言う株主)の投資ファンドによる株式取得が報道された任天堂(7974)が買われ、大きく値を上げました。

また、総じて売りに押されたファストフード株の中では、日本マクドナルドホールディングス(2702)が連日で年初来高値を更新しています。

その他では、前日に続きドラッグストア株の一角に追撃買いが入り、スギホールディングス(7649)が連日で年初来高値を更新し、ウエルシアホールディングス(3141)も高値更新となりました。さらに、医薬品株では小林製薬(4967)が連日で上場来高値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、ユーザベース(3966)が急落し、サンバイオ(4592)も冴えない値動きで引けました。

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