赤江アナが語る「笠地蔵方式」とは?! 検査結果が出る前から準備していたこと


先日、ご主人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染していたことが分かったフリーアナウンサーの赤江珠緒さん。ご主人の感染を確認した後、同居している赤江さん自身も罹患しているか不明の段階でご自身のラジオ番組に向けたメッセージを発表されました。中でも注目を集めたのが、まだ2歳というお子さんについてのことでした。

「自分たち夫婦が共に感染してしまったら」。その不安は多くの核家族や小さなお子さんを育てている親たちにとって大変気がかりな問題です。その後、ご自身も感染が確認された赤江アナ。待機期間中に行っていたことや不安だったことなど、そのお話は参考になるものでした。

■核家族はさまざまな不安でいっぱい

赤江アナのご家庭の話がニュースになった際、多くの幼児家庭で「他人事ではない」という声が上がりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は感染力も強いため家族が感染した場合、同居する人たちが濃厚接触者となり感染拡大防止のため自宅待機となります。そうした際、真っ先に気になるのが「自分が次に罹患したら誰が子供の世話をするのか」ということと「自宅にいる家族の生活用品はどのように入手するのか」ということだと思います。

・「都内で家族四人で暮らしています。夫婦ともに実家が地方なのですぐに親戚を頼ることができません。赤江アナの話が出るまで、大人が二人とも感染してしまったら子供たちはどうしたらいいのかという話があまり表に出ずずっと気になっていました。赤江さんは親戚を頼らなかったそうですが、我が家も近くに頼れる人がいません。夫婦同時に高熱などの症状がでたらと戦々恐々です」

・「夫が医療関係の仕事をしています。細心の注意を払ってくれていると信じていますが、だからといって完璧に防げるとは思っていません。我が家は五人家族なので、もし一家で自宅待機となってしまったら、二週間分の蓄えはさすがにできていません。今は宅配サービスなどもあるとは思いますが、子供たちに必要なものまですべてそろえながら待機できるのか。詳細がわからないので不安も多いです」

また、最近では高齢出産の人も増えたため、親戚が近くに住んでいても小さな子供の世話を持病があったり重症化リスクの高い高齢の両親に預けるかという問題に直面し悩んでいるという人も多いそうです。

■赤江アナが語る「家族に陽性の可能性があるとき」の準備

赤江アナの場合、ご主人が検査から陽性の判定が出るまでの間に3日ほど時間があったそうです。検査結果が出る前から肺のレントゲンに肺炎症状があったため、その時点で家族の社会生活をストップ。感染している可能性のもと、さまざまな準備をしていたことを、TBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』「4月16日放送( https://www.tbsradio.jp/474866 )」での赤江珠緒さんからのお手紙では、以下のように具体的に公表してくれています。

・高熱が出る前に2週間分の隔離生活用の荷物の準備
・消毒などをしやすいようにある程度家の片づけをする
・玄関前まで物資を調達してもらえる存在を確認
・コロナ以外の持病やケガに控えた薬や備品の準備
・夫婦ともに感染してしまった場合の小さい子供の世話についての話し合い

これらは家庭内で話し合ったり準備しておくことに加え、協力してもらえる機関や店舗、友人などへの依頼や調整をしておくことも大切です。赤江さんは友人らに調達をお願いするスタイルを「笠地蔵方式」と呼んでおり、玄関まで届けてくれる存在の重要性を説いていました。

親戚が遠方であるならば、地域の友人・知人を頼ったりするのも一つの方法です。しかし、病院で軽症と判断されたからとはいえ体調の急激な変化などで「用意する余裕すらない」人も存在するかもしれません。そんな場合を想定して、自治体によっては自宅で療養しなくてはならない人に向けた「自宅療養セット」を配布するなどの動きも始まっており、足立区「新型コロナウイルス対策 自宅療養セットの支給を始めました( https://www.city.adachi.tokyo.jp/hodo/02corona-syokuryouhin-haisou.html )」と4月21日に発表したように「自宅療養セットを支援する輪」が全国的に拡大することを期待したいです。

■親戚以外に助けは求められる?

またTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』「4月29日放送( https://www.tbsradio.jp/478490 )」の赤江珠緒さんから病状などの報告によると、赤江アナ自身の感染が確認されたのち、37.5度あたりの発熱症状を伴いながらも解熱剤を使用しながら、陰性だったお子さんは自宅にて赤江アナがお世話をしていたそうです。しかし、その後肺炎症状を伴い入院。お子さんは病院で体力を持て余すほど元気に過ごしていたそうですが、先に罹患したご主人が退院したことで自宅に戻ったそうです。

赤江アナの場合、ご両親などを頼ることなくご夫婦で乗り切っている様子。しかし、それは感染の時期や症状に差があったからこそ。当初軽症であった赤江アナですが、幼児を抱えていると日中ゆっくりと静養することも難しかったそうです。こういった点も他の病気と違った悩みが付きまとう点といえます。また、同時期に高熱や重度の症状で起き上がれない状態になってしまった場合などはどのようにすればいいのでしょうか。

厚生労働省「児童養護施設等において新型コロナウイルス感染症が 発生した場合等の対応について( https://www.mhlw.go.jp/content/000620967.pdf )」によると、そういった声に対し、病院や児童相談所、児童養護施設での受け入れなどを要請しているそうです。ただ、現場の声としては、濃厚接触者である子供を隔離しておく設備が必ずしもある場合ばかりではないため、地域ごとの事情に合わせた対応が求められているようです。

■まとめ

普段から好感度も高く、多くの人々が身近に感じる存在の赤江アナ。そんな等身大なワーキングママが直面した問題に多くの関心が集まりました。

今や、迫り来る新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は最大の対策をとっていても100%防ぐことは不可能です。小さな子供を抱える親たちは、ただ漠然と不安を抱えているのではなく「もし自分がなってしまったら誰が子供の世話をするのか」「家から出られない状態になったときに困らないためにできる準備は何か」という問題に対し、できるだけ事前準備をしておくとが大切なのではないでしょうか。

【参考】
TBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』赤江珠緒さんからのお手紙「4月16日放送( https://www.tbsradio.jp/474866 )」「4月29日放送( https://www.tbsradio.jp/478490 )」
足立区「新型コロナウイルス対策 自宅療養セットの支給を始めました( https://www.city.adachi.tokyo.jp/hodo/02corona-syokuryouhin-haisou.html )」
厚生労働省「児童養護施設等において新型コロナウイルス感染症が 発生した場合等の対応について( https://www.mhlw.go.jp/content/000620967.pdf )」

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