JR東海・JR東・JR西が揃って急騰! 日経平均株価は2万円台回復

− 【東京株式市場】 2020年5月8日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は大幅続伸、終値で再び20,000円台回復の高値引け

2020年5月8日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,179円(+504円、+2.6%) 大幅続伸
  • TOPIX 1,458.2(+31.5、+2.2%) 3日ぶり大幅反発
  • 東証マザーズ株価指数 822.8(▲16.9、▲2.0%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,835、値下がり銘柄数:287、変わらず:49
  • 値上がり業種数:32、値下がり業種数:1
  • 年初来高値更新銘柄数:35、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は13億7,293万株、売買代金は2兆3,913億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした(微増)。新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、リスクオンモードがやや強まりました。

ただ、売買代金は2兆4,000億円レベルで前日比微増となったものの、ミニSQ算出に伴う嵩上げがあったことを勘案すると、実質的には減少したと見ていいでしょう。

そのような中、日経平均株価は上値を追う展開が続き、終わってみれば高値引けとなりました。取引時間の高値は20,179円(+504円)、安値は19,894円(+220円)となり、値幅(高値と安値の差)は約284円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりましたが、上昇率は日経平均株価を下回りました。

■東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は3,000億円を超える4年ぶり高水準

東証マザーズの出来高は2億6,396万株、売買代金3,126億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。バイオ株を中心に個人投資家の売り買いが交錯した結果、売買代金は15日連続で1,000億円を超えています。

さらに、3,000億円も上回り、2016年5月18日以来となる約4年ぶりの高水準を記録しました。

ただ、個人投資家の買い意欲が強かった一方で、利益確定売りも相次いだことから、株価指数は▲2%下落となる大幅反落で引けています。なお、終値で800ポイントは維持しました。

■住友商事など商社株が急騰、大幅下落が続いたJR株も買い戻される

個別銘柄では、株価指数の寄与度の高い主力大型株は総じて大幅高となり、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)、ファナック(6954)、KDDI(9433)など終値が+3%超高まで買われました。

また、今期(2021年3月期)の配当見通しに関して増配や実質横ばいを相次いで公表した商社株の上昇が目立ち、住友商事(8053)が一時+9%高、三菱商事(8058)が一時+7%弱高、三井物産(8031)が一時+6%超高、伊藤忠商事(8001)が一時+5%超高など、いずれも急騰しています。

さらに、前日に急落が相次いだ自動車株も急速に買い戻され、マツダ(7261)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)がいずれも+6%前後上昇する急騰となり、日産自動車(7201)、いすゞ自動車(7201)、三菱自動車(7211)も+4%超高の大幅上昇となりました。

その他では、延長された緊急事態宣言の解除が徐々に現実味を帯び始めたことを好感し、大幅下落が続いた鉄道株も買い戻され、東海旅客鉄道(9022)が一時+6%強高、東日本旅客鉄道(9020)が一時+5%強高、西日本旅客鉄道(9021)が一時+6%高と揃って急騰したことが目を引きました。

一方、前日に今期業績の大幅減益見通しを公表した任天堂(7974)が一時▲6%安に迫る急落となりました。

また、医薬品株では時価総額トップが定着した中外製薬(4519)が売りに押されて下落し、アルコール除菌剤特需で高値圏が続いていた大幸薬品(4574)は一時▲10%安に迫る暴落となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、新型コロナウイルスへのワクチン開発で期待が高まるアンジェス(4563)が、取引時間中の高値更新直後から売りに押され、前日のストップ高から一転、ストップ安(▲25%弱安)で引けました。

その他、EduLab(4427)もストップ高の爆騰となり、メルカリ(4385)は値を上げて公開価格(3,000円)復帰まであと一歩に迫っています。

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