回転ずしのスシローGHD、大幅減の既存店・全店売上高は前年同月比50%台(2020年4月)

− 注目小売店月次実績シリーズ −


シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の、2020年4月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

■直近の月次実績

2020年5月7日に更新されたスシローグローバルHDの2020年4月既存店売上高は、対前年同月比55.6%。客数45.3%、客単価122.7%と客単価の上昇はあったものの、緊急事態宣言による外出自粛で客数が40%台まで落ち込んだことが大きく影響しました。

また全店売上高も58.0%で、既存店・全店ともに大幅なマイナス成長となりました。

■今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は9月決算)。

既存店売上高は、前期(2019年9月期)が全ての月でプラス成長となり、今期(2020年9月期)も2月までプラス成長が続きました。しかし新型コロナ問題が本格化した3月は86.3%とマイナス成長に転じ、さらに緊急事態宣言が出された4月はマイナス幅が拡大しています。

全店売上高も既存店同様に前期から今期2月までプラス成長が続きましたが、今期は3月(90.7%)、4月と連続してマイナス成長となっています。

■過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年6月の1,498円を底に上昇し、2020年1月には2,578円に到達しました。その後は反落し、2月後半以降の株式市場全体の下落により、3月17日には1,298円まで下落しています。

しかしWボトムパターンを形成し、4月安値1,250円を付けた後は上昇しており、5月8日には2,000円目前の水準を回復しました(なお、2020年3月31日に1→4株の株式分割を実施)。

前期から高い成長を維持していた同社ですが、新型コロナの影響から4月は大幅な売上減に見舞われました。5月から徐々に外出制限の解除が見込まれますが、以前の好調さを取り戻すことができるのかが今後注目されます。

スシローグローバルホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料:スシロー全店および既存店前年同月対比実績(2020年9月期)( http://www.sushiroglobalholdings.com/financial/highlight/monthly/ )

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