訪日外国人激減で資生堂などインバウンド関連が下落! 日経平均株価は5日ぶり反落

- 【東京株式市場】 2020年5月21日 -


■株式市場の振り返り-日経平均株価は5日ぶり反落、売買代金は約1カ月ぶりに2兆円割れ

2020年5月21日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,552円(▲42円、▲0.2%) 5日ぶり反落
  • TOPIX 1,491.2(▲3.4、▲0.2%) 5日ぶり反落
  • 東証マザーズ株価指数 927.7(+17.7、+1.9%) 5日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,004、値下がり銘柄数:1,058、変わらず:108
  • 値上がり業種数:16、値下がり業種数:17
  • 年初来高値更新銘柄数:57、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は11億4,829万株、売買代金は1兆9,230億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

米国株式相場は大幅上昇となったものの、新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、模様眺めムードが強まったようです。売買代金は4月23日以来の2兆円割れとなる閑散相場に終わりました。

そのような中、日経平均株価も方向感に乏しい低調な動きとなり、5日ぶりの反落で終わりました。取引時間中の高値は20,734円(+139円)、安値は20,503円(▲92円)となり、値幅(高値と安値の差)は約231円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで5日ぶりの反落となり、節目の1,500ポイントを再び割り込みました。

■東証マザーズ株価指数は5日続伸、売買代金は24日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億2,129万株、売買代金2,340億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。

個人投資家の高水準な物色意欲が続き、売買代金は24日連続で1,000億円を上回りました。さらに、再び2,000億円を上回り、今年3番目の記録で引けています。

また、株価指数も+2%高に迫る大幅上昇で5日続伸、連日の年初来高値更新となりました。やや過熱感も見られる中、このまま900ポイントを回復するのか注目されます。

■三越伊勢丹HDや資生堂などインバウンド関連が下落、医薬品株では第一三共などが上昇

個別銘柄では、4月の訪日外国人客数が対前年同月比▲99.9%減という救いようがないボロクソ状態だったことを受け、改めてインバウンド関連株が売られました。

三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株が大きく値を下げ、資生堂(4911)や花王(4452)など化粧品・トイレタリー株も下落し、東京ディズニーランドのオリエンタルランド(4661)も下げがきつかったようです。

また、株式相場の上昇にやや過熱感が見られることから、年初来高値を更新した後に利益確定売りに押される銘柄も散見され、エムスリー(2413)、オムロン(6645)、キーエンス(6861)、SGホールディングス(9143)、シマノ(7309)などが取引時間中に高値を更新するものの、終値は下落して引けました。

なお、エムスリー、キーエンス、シマノはザラバで上場来高値更新となっています。

一方、医薬品株の一角が引き続き買われ、第一三共(4568)が大幅高で年初来高値を更新し、エーザイ(4523)も大きく値を上げました。

その他では、緊急事態宣言の解除に伴う学校再開が近づく一方で、自宅でのリモート学習時間も増加するのではないかという見方から、ベネッセホールディングス(9783)が年初来高値を更新したことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が再び爆騰となり、マネーフォワード(3994)も急騰して年初来高値を更新しました。また、メルカリ(4385)が大きく値を上げ、終値で約10カ月ぶりに公開価格(3,000円)を回復したのが注目されたようです。

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