苦境「いきなり!ステーキ」のペッパーFSが大爆騰! 日経平均株価は2万1000円台回復

− 【東京株式市場】 2020年5月26日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は大幅続伸、終値は3月5日以来の21,000円台回復

2020年5月26日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,271円(+529円、+2.6%) 大幅続伸
  • TOPIX 1,534.7(+32.5、+2.2%) 大幅続伸
  • 東証マザーズ株価指数 952.5(▲6.5、▲0.7%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,734、値下がり銘柄数:384、変わらず:52
  • 値上がり業種数:33、値下がり業種数:0
  • 年初来高値更新銘柄数:97、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は14億7,246万株、売買代金は2兆5,326億円(概算)となり、いずれも前日より増加しています。

新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、前日からのリスクオンが続きました。ただ、模様眺めの投資家も少なくなく、売買代金は2兆5,000億円レベルに止まり、活況の目安である3兆円には及ばなかったようです。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移し、一時+600円高に迫る大幅上昇となりました。また、終値では3月5日以来となる21,000円台回復で引けています。

取引時間中の高値は21,328円(+587円)、安値は20,918円(+177円)となり、値幅(高値と安値の差)は約410円となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続伸となりましたが、上昇率は日経平均株価をやや下回っています。

■東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は3,000億円を上回り約4年1ヶ月ぶり高水準

東証マザーズの出来高は4億976万株、売買代金3,288億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。

バイオ株を中心に個人投資家の高水準な物色意欲が続き、売買代金は27日連続で1,000億円を上回りました(4日連続で2,000億円超え)。さらに今年最高を記録し、2016年4月以来の高水準となっています。

ただ、一部主力株で利益確定売りも出たため、株価指数は反落となりました。やや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを目指すのか注目されましょう。

■ファーストリテイリングが連日の大幅高、JALやJR西日本など輸送株も引き続き買われる

個別銘柄では、株価指数寄与度の高い大型株が買われ、ファーストリテイリング(9983)が連日の大幅高となり、ソフトバンクグループ(9984)、信越化学工業(4063)、資生堂(4911)などが大幅上昇となりました。

また、医薬品の主力株が総じて上昇し、第一三共(4568)、中外製薬(4519)、小野薬品工業(4528)は揃って連日の年初来高値更新となっています。

その他では、緊急事態宣言の解除に伴う売上回復期待で輸送株に見直し買いが入り、とりわけ、日本航空(9201)は一時+11%高に迫る連日の爆騰となり、西日本旅客鉄道(9021)、東日本旅客鉄道(9020)、東海旅客鉄道(9022)などJR株も軒並み急騰しました。

さらに、飲食店の営業時間が延長されることで外食株の急騰も目立ちました。

『大戸屋ごはん処』を運営する大戸屋ホールディングス(2705)は一時+10%高の爆騰、コロナ禍以前から来店客の減少で稀に見る大苦戦が続いた『いきなり!ステーキ』を運営するペッパーフードサービス(3053)は、何と+19%高となる大爆騰でストップ高のまま引けています。

また、小売り株ではニトリホールディングス(9843)が年初来高値を更新し、三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株も急騰しました。

一方、株価上昇が続いていたSGホールディングス(9143)が売りに押されて下落し、KDDI(9433)、楽天(4755)、エムスリー(2413)なども値を下げました。

その他では、全国で学校が再開する中で、リモート学習需要が頭打ちしたとの懸念から、前日の決算発表で今期予想を「未定」としたベネッセホールディングス(9783)が一時▲13%超安の暴落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が乱高下の末に+10%超高の爆騰で4日続伸となり、売買代金はマザーズ全体の約47%を占めました。一方、メルカリ(4385)は大幅反落で再び公開価格を割り込んでいます。

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