夏の賞与見送り報道のHISが急落! 日経平均株価は3日続伸

− 【東京株式市場】 2020年5月27日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は3日続伸、売買代金も活況目安の3兆円弱まで迫る

2020年5月27日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,419円(+148円、+0.7%) 3日続伸
  • TOPIX 1,549.4(+14.7、+1.0%) 3日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 955.6(+3.0、+0.3%) 小幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,431、値下がり銘柄数:662、変わらず:77
  • 値上がり業種数:28、値下がり業種数:5
  • 年初来高値更新銘柄数:60、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は17億6,330万株、売買代金は2兆8,756億円(概算)となり、いずれも前日より増加しています。

新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、売り買いが交錯する形となりました。結果的に、売買代金は2兆9,000億円弱に達し、活況の目安である3兆円目前となっています。

そのような中、日経平均株価はやや方向感に乏しい展開でしたが、大引けに掛けて上値を切り上げ3日続伸となりました。取引時間中の高値は21,475円(+204円)、安値は21,142円(▲129円)となり、値幅(高値と安値の差)は約333円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となり、上昇率は日経平均株価をやや上回りました。

■東証マザーズ株価指数は小幅反発、売買代金は28日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億8,844万株、売買代金2,000億円となり、いずれも前日より大幅減少となっています。

約4年1カ月ぶりの高水準だった前日よりは大きく減りましたが、売買代金は28日連続で1,000億円を上回りました(5日連続で2,000億円を超え)。

また、株価指数も小幅反発となりました。やや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを目指すのか注目されましょう。

■MUFGや野村HDなど金融株が大幅上昇、アドバンテストなどハイテク株の一角が下落

個別銘柄では、金融株が総じて大幅上昇となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)のメガバンク株が揃って+3%超高の大幅上昇となり、りそなホールディングス(8308)は+6%高に迫る急騰となりました。

さらに、証券株にも見直し買いが入り、野村ホールディングス(8604)と大和証券グループ本社(8601)も急騰しています。

また、機械株への買いも継続され、キーエンス(6861)、SMC(6273)、ダイフク(6383)が揃って上場来高値を更新し、ファナック(6954)、オークマ(6103)なども大きく値を上げました。

その他では、自動車株も総じて買い戻され、いすゞ自動車(7202)が+7%超高の急騰となり、28日(木)に決算発表を控える日産自動車(7201)や三菱自動車(7211)も+5%超高へ急騰したのが目を引きました。

一方、半導体関連を中心にハイテク株の一角が売られ、東京エレクトロン(8035)とアドバンテスト(6857)が大幅安となり、オリンパス(7733)も大きく値を下げました。

また、前日まで株価急騰が続いた輸送株が利益確定売りに押され、日本航空(9201)や東海旅客鉄道(9022)が大幅安となっています。

その他では、前日に従業員への夏季賞与支給見送りと6月の給与カットが報じられた(注:会社側発表はなし)エイチ・アイ・エス(9603)が一時▲6%安の急落となったことが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が5日ぶりに反落し、EduLab(4427)も急落しました。一方、メルカリ(4385)が反発して終値は公開価格(3,000円)ちょうどで引けています。

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