ニコンが一時▲10%超安の暴落! 日経平均株価は5日ぶり反落

- 【東京株式市場】 2020年5月29日 -


■株式市場の振り返り-日経平均株価は5日ぶり小幅反落、依然として22,000円台回復を視野

2020年5月29日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,877円(▲38円、▲0.2%) 5日ぶり小幅反落
  • TOPIX 1,563.6(▲13.6、▲0.9%) 5日ぶり反落
  • 東証マザーズ株価指数 982.4(+34.4、+3.6%) 大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:674、値下がり銘柄数:1,438、変わらず:58
  • 値上がり業種数:5、値下がり業種数:28
  • 年初来高値更新銘柄数:106、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は23億8,386万株、売買代金は4兆6,423億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、全体的には模様眺めムードだったようです。

ただ、大引けに掛けてMSCI指数リバランスに伴う大量の売買が行われたため(最後の15分で約2兆円)、結果的に売買代金は4兆円を超え今年3番目の大商いとなりました。

そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押される展開となり、5日ぶりの小幅反落となりました。取引時間中の高値は21,955円(+39円)、安値は21,710円(▲206円)となり、値幅(高値と安値の差)は約245円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで5日ぶりの反落となりましたが、下落率は日経平均株価を大きく上回りました。

■東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は30日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億4,102万株、売買代金1,878億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲がやや一服し、売買代金は30日連続で1,000億円を上回りましたが、7日ぶりに2,000億円を下回っています。

ただ、株価指数は一時+4%高に迫る大幅反発となりました。依然としてやや過熱感も見られる中、このまま1,000ポイントを目指すのか注目されましょう。

■ニコンが一時▲10%超安の暴落、巨額赤字決算の日産自動車も一時▲11%弱安の暴落

個別銘柄では、ハイテク株が総じて利益確定売りに押され、とりわけ、前日に厳しい内容の決算発表を行ったニコン(7731)が一時▲10%超安の暴落となりました。

また、同じく前日に前期(2020年3月期)の巨額赤字決算を発表した日産自動車(7201)が一時▲11%安に迫る暴落となり、前日の爆騰分が帳消しになったことが目を引きました。

さらに、三菱自動車(7211)が終値で▲9%安の急落、マツダ(7261)が一時▲8%超安へ急落した他、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)なども大幅下落となっています。

その他では、緊急事態宣言の解除に伴う全面的な営業再開を前に、それを先行して織り込む形で株価上昇が続いた日本航空(9201)や東海旅客鉄道(9022)などの輸送株や高島屋(8233)など百貨店株が軒並み大幅安となり、東京ディズニーランド再開のオリエンタルランド(4661)も大きく値を下げました。

なお、前日に爆騰した電通グループ(4324)とリクルートホールディングス(6098)は揃って大幅反落で引けています。

一方、医薬品株の一角が引き続き買われ、第一三共(4568)と中外製薬(4519)が急騰した他、テルモ(4543)、小野薬品工業(4528)、JCRファーマ(4552)が大幅高となり、これら5銘柄すべてが年初来高値を更新しました。

さらに、アルコール除菌剤の大幸薬品(4574)が+17%高に迫る大爆騰で再び年初来高値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が再び急騰し、マネーフォワード(3994)も+10%高に迫る急騰で年初来高値を更新しました。また、メルカリ(4385)も急騰して年初来高値を更新、公開価格を大きく上回って引けています。

関連記事(外部サイト)

  • 記事にコメントを書いてみませんか?