航空機需要の激減で東レが一時大幅安! 日経平均株価は反落

- 【東京株式市場】 2020年6月17日 -


■株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、前日の急騰反動で模様眺めムードの強い値動き

2020年6月17日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,455円(▲126円、▲0.6%) 反落
  • TOPIX 1,587.0(▲6.3、▲0.4%) 反落
  • 東証マザーズ株価指数 1,022.5(+21.2、+2.1%) 大幅続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:869、値下がり銘柄数:1,222、変わらず:77
  • 値上がり業種数:5、値下がり業種数:28
  • 年初来高値更新銘柄数:70、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は11億7,698万株、売買代金は2兆1,759億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、前日の急騰の反動を見極める動きが強く、模様眺めムードが強まりました。それでも、売買代金が2兆円を割り込むことはなかったようです。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移し、最近では狭いレンジ内での推移となりました。取引時間中の高値は22,536円(▲46円)、安値は22,318円(▲264円)となり、値幅(高値と安値の差)は約218円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落しました。

■東証マザーズ株価指数は大幅続伸、売買代金は43日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億4,480万株、売買代金は2,748億円となり、いずれも前日より大幅増加になりました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は43日連続で1,000億円を上回り、3,000億円も視野に入る活況な商いとなっています(今年3番目の高水準)。

また、株価指数も続伸となり再び1,000ポイントを固める態勢に入りました。

■中外製薬が上場来高値更新後に売られて下落、協業報道のローソンと良品計画が上昇

個別銘柄では、ファナック(6954)やダイキン工業(6367)など株価指数寄与度の高い大型株が反落し、中外製薬(4519)は取引時間中に上場来高値更新となった直後から売りに押され、終値は大幅安となりました。

また、世界的な航空機需要減少を背景に、ボーイング社向けなどが低迷する米国炭素繊維事業のリストラ報道が流れた東レ(3402)が、一時▲4%超安の大幅下落となっています。

その他では、前日に急騰したマツダ(7261)など自動車株が急反落し、三井不動産(8801)など不動産株も大幅反落となりました。

一方、コンビニ店舗で無印良品の商品取り扱い開始の観測報道を受け、ローソン(2651)が一時+3%超高に値を上げ、良品計画(7453)は一時+5%高に迫る急騰となりました。

ちなみに、昨年1月までコンビニ店舗で同ブランド商品を取り扱っていたファミリーマート(8028)は一時▲3%安に迫る大幅下落となりました。

また、米国携帯通信事業の保有株式の一部売却が報じられたソフトバンクグループ(9984)が一時+6%超高へ急騰し、終値も+5%超高となっています。

その他では、任天堂(7974)が連日で年初来高値を更新し、シマノ(7309)は連日で上場来高値を更新したことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ株への物色が続き、メドレックス(4586)が一時ストップ高まで買われ、ソレイジア・ファーマ(4597)、オンコリスバイオファーマ(4588)、ナノキャリア(4571)もザラバで年初来高値を更新しました。ただ、いずれも値動きが激しく、高値更新後には売りに押されて急落する銘柄がほとんどでした。

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