マスク発売で”密”な大行列発生のファストリが大幅高! 日経平均株価は3日ぶり反発

− 【東京株式市場】 2020年6月19日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は3日ぶり反発、実質的には模様眺めムード

2020年6月19日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,478円(+123円、+0.6%) 3日ぶり反発
  • TOPIX 1,582.8(▲0.2、▲0.02%) わずかに3日続落
  • 東証マザーズ株価指数 1,043.0(+9.9、+1.0%) 4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,043、値下がり銘柄数:1,033、変わらず:90
  • 値上がり業種数:18、値下がり業種数:15
  • 年初来高値更新銘柄数:61、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は15億5,593万株、売買代金は2兆8,398億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。ただ、大引け間際にリバランス調整とみられる大量の売買が発生したことが増加要因であり、実質的には前日を下回る薄商いだった模様です。

そのような中、日経平均株価はほぼ終日にわたってプラス圏で推移して3日ぶりに反発しましたが、狭い価格レンジ内での推移となりました。取引時間中の高値は22,523円(+168円)、安値は22,352円(▲3円)となり、値幅(高値と安値の差)は約171円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はわずかな下落で終わり、これで3日続落となりました。

■東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は45日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,104万株、売買代金は1,938億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は45日連続で1,000億円を上回りましたが、3日ぶりに2,000億円を下回っています。

また、主銘柄への見直し買いが続いたことで株価指数も4日続伸となり(年初来高値を更新)、着々と1,000ポイントを固める態勢に入りました。

■「マスク発売で長蛇の列」のファーストリテイリングが大幅高、ペッパーFSはストップ高

個別銘柄では、前日の引け後に突然、今期(2021年3月期)の増益予想と増配見通しを公表した東京エレクトロン(8035)に買いが集まり、一時+8%高に迫る急騰となりました。

また、この日に銀座でグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」を開業し、話題の「エアリズムマスク」を全国発売したものの、各店で長蛇の列という「密」が発生してクラスター感染懸念を指摘する声もあったファーストリテイリング(9983)も+2%高に迫る大幅上昇となっています。

さらに、小売り株の一角にも買戻しが入り、とりわけ、前日のQ1決算発表で通期業績予想を上方修正した西松屋チェーン(7545)が+16%弱高へ爆騰、ストップ高まで買われました。

その他では、なぜか主力の「ペッパーランチ」事業を売却し、不振が続く「いきなり!ステーキ」事業のテコ入れを図る旨の観測報道が流れたペッパーフードサービス(3053)が+17%超高の爆騰でストップ高のまま引けたことが目を引きました。

一方、3日連続で上場来高値を更新していたシマノ(7309)が反落しました。また、為替相場の円高進行を背景に、マツダ(7261)、SUBARU(7270)、三菱自動車(7211)など相対的に輸出比率の高い自動車株が値を下げています。

その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などの金融株と、住友不動産(8830)などの不動産株で冴えない値動きが続いていることが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ株への物色が続き、オンコリスバイオファーマ(4588)が大爆騰でストップ高まで買われました。

関連記事(外部サイト)