「ボクが・わたしがなりたい職業」、お給料はどれくらい?


あなたは子どもの頃、憧れていた職業はありましたか?

子どもの頃に描いた未来とは違う道を歩んでいる人も多いのではないかと思います。「憧れていたあの仕事に就いていたら、どんな人生を送っていたのだろう・・・」と想像してみたことはありますか?ちょっと知りたい気もしますね。そこで今回は、令和の子どもたちが夢見るお仕事のランキングや、そのお給料事情についてのぞいていきます。

■「大人になったら何になりたい?」人気の職業ランキング

では、第一生命保険株式会社が、全国の幼児・児童を対象におこなっているアンケート調査「大人になったらなりたいもの( https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_010.pdf )」の、最新調査結果(2020年4月30日発表)をみていきましょう。

●男の子

“サッカー・野球選手”が僅差でランクイン!

  • 1位…サッカー選手
  • 2位…野球選手
  • 3位…警察官・刑事
  • 4位…電車・バス・車の運転手
  • 5位…学者・博士
  • 6位…医者
  • 7位…消防士・救急隊
  • 7位…食べ物屋さん(同率)
  • 9位…ゲームやおもちゃを作る人
  • 10位…大工

1、2位にスポーツ選手が並ぶという結果になりました。どちらが1位になってもおかしくないほど僅差とのこと。習い事や地域の活動などで幼い頃から経験できるのも、人気の理由かもしれませんね。高校野球など近い将来に目標ができることもあってか、小学校高学年でも憧れる子が多いようです。

また、警察官や刑事、消防士などもランクイン。2019年は災害が多かったこともあり、人を助ける仕事が注目されたことも理由の1つと考えられますね。

●女の子

23年連続1位!「食べ物屋さん」」の人気が不動。

  • 1位…食べ物屋さん
  • 2位…保育園・幼稚園の先生
  • 3位…看護師
  • 4位…医者
  • 5位…飼育係・ペット屋さん・調教師
  • 6位…学校の先生(習い事の先生)
  • 7位…美容師
  • 8位…デザイナー
  • 9位…歌手・タレント・芸人
  • 10位…薬剤師

トップの「食べ物屋さん」は、なんと23年連続の1位。ケーキ屋さん、パティシエ、パン屋さんなど色々な職種がありますが、おいしいお菓子や料理で人を喜ばせるお仕事は、いつの時代も女の子のあこがれなのですね。

また、保育園や幼稚園の先生、看護師などもランクイン。特に小学校高学年の子に人気の職業です。人に寄り添う、見守る、助けるお仕事。「誰かのために働きたい」という気持ちは、男の子たちが「警察官」や「消防士」を志望する理由と共通しているのかもしれません。

■あの職業の「お給料」を知りたい!

「子ども時代に憧れていた仕事が、今も人気なのか!」と懐かしく感じた多いのではないかと思います。さて、夢見る子ども時代とは違い、大人となった今、ちょっと気になるのがその「稼ぎ」ではないでしょうか。ここで、子どもたちの憧れの職業の年収についてみていきましょう。

今回は、男女それぞれ10位以内にランクインした職業の年収を紹介します。算出方法は下記を参考にしてください。また、スポーツ選手と歌手・タレント・芸人は、フリーランスまたは年収が算出できないため除外しています。

【年収の算出方法について】
今回の職業別年間給与は厚生労働省「令和元年(2019年)賃金構造基本統計調査( https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/gaiyo.html )」をもとに推計しています。同調査の本概況については、10人以上の常用労働者を雇用する民営事業所の客体(7万8482事業所)のうち、有効回答のあった事業所(5万3867事業所)についての集計内容となっています。

また、調査の時期は令和元年6月分の賃金等(賞与、期末手当等特別給与額については平成30年1年間)について令和元年7月に行われたものです。職業別年間給与については、上記の「きまって支給する現金給与額」が12か月あったと仮定し、それに年間賞与その他特別給与額を足し合わせたものとして推計しています。

※公務員に関しては、「平成31年(2019年)国家公務員給与等実態調査( https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/ )」と「平成31年地方公務員給与実態調査結果等の概要( https://www.soumu.go.jp/main_content/000660140.pdf )」を参考にしています。

●警察官・刑事

600〜700万円

●電車・バス・車の運転手

600〜700万円(電車運転士)
500〜600万円(電車車掌)
400〜500万円(営業用バス運転者)

●学者・博士

1000〜1100万円(大学教授)
600〜700万円(自然科学系研究者)

●医者

1200万円以上

●消防士・救急隊

600〜700万円

●ゲームやおもちゃをつくる人

400〜500万円(プログラマー)

●大工

400〜500万円

●食べ物屋さん

300〜400万円(パン・洋生菓子製造工)
200〜300万円(給仕従事者)

●保育園・幼稚園の先生

300〜400万円(保育士・幼稚園教諭)

●看護師

400〜500万円(看護師、准看護師ともに)

●飼育係・ペット屋さん・調教師

500〜600万円(獣医師)
300〜400万円(販売店員)

●学校の先生

600〜700万円(公立・私立高等学校教員)

●美容師

300〜400万円(理容・美容師)

●デザイナー

400〜500万円

●薬剤師

500〜600万円

■まとめ

子ども時代のあなたや、あなたのお子さんの憧れのお仕事、「年収」はどんな感じでしたか?

でも、世の中稼ぎだけがすべてではありません。収入の多少に関わらず、自分の適性が生かせたり、やりがいを感じたりできる仕事の方が、魅力的で長続きするという考え方もありますね。大人になって忘れてしまった、子どもの頃の純粋なあこがれ。時々は思い出してみると、仕事への気持ちも変わってくるかもしれません。

【参考】
「第31回 大人 になったらなりたいもの( https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_010.pdf )」第一生命保険株式会社
「平成31年国家公務員給与等実態調査( https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/ )」人事院勧告
「平成31年地方公務員給与実態調査結果等の概要( https://www.soumu.go.jp/main_content/000660140.pdf )」総務省
「令和元年賃金構造基本統計調査( https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/gaiyo.html )」厚生労働省

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