回転ずしのスシローGHD、全店売上高が対前年同月比プラス成長に転じる(2020年6月)

− 注目小売店月次実績シリーズ −


シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の2020年6月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

■直近の月次実績

2020年7月2日に更新されたスシローグローバルHDの2020年6月既存店売上高は、対前年同月比97.9%。内訳は客数89.2%、客単価109.8%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできず、マイナス成長となっています。

一方で全店売上高は103.1%とプラス成長になり、マイナス成長を脱することになりました。

■今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は9月決算)。

既存店売上高は本年2月までプラス成長が続きました。しかし新型コロナウイルス問題が本格化した3月以降、対前年同月比で3月86.3%、4月55.6%、5月81.4%、6月97.9%とマイナス成長が4カ月継続。ただし緊急事態宣言全面解除後の6月は、プラス成長まであと一歩に迫りました。

全店売上高も既存店同様に3月からマイナス成長が続きましたが、6月は103.1%となり既存店に先んじてプラス成長に転じています。

■過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年6月の1,498円を底に上昇し、2020年1月には高値2,578円に到達しました。その後は反落し、2月後半からの株式市場全体の下落により、3月17日には1,298円まで下落しています。

しかしWボトムパターンを形成し、4月に安値1,250円を付けた後は上昇。6月以降は2,200〜2,400円台での取引が続いており、高値2,578円まであと一歩の値位置にあります(なお、2020年3月31日に1→4株の株式分割を実施)。

6月は全店売上高が対前年同月比プラス成長に転じ、既存店売上高もプラス成長まであと一歩です。7月は既存店・全店揃ってプラス成長となるかが注目されます。

スシローグローバルホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料:スシロー全店および既存店前年同月対比実績(2020年9月期)( http://www.sushiroglobalholdings.com/financial/highlight/monthly/ )

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