Gショック不振のカシオ計算機が一時▲18%安の大暴落! 日経平均株価は7日ぶり反発

− 【東京株式市場】 2020年8月3日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は7日ぶり反発、先週末の急落分の8割弱を挽回

2020年8月3日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,195円(+485円、+2.2%) 7日ぶり反発
  • TOPIX 1,522.6(+26.5、+1.8%) 5日ぶり反発
  • 東証マザーズ株価指数 994.9(+36.7、+3.8%) 大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,736、値下がり銘柄数:398、変わらず:38
  • 値上がり業種数:32、値下がり業種数:1
  • 年初来高値更新銘柄数:53、年初来安値更新銘柄数:50

東証1部の出来高は13億2,265万株、売買代金は2兆3,748億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。

新型コロナへの懸念が残る中、米国株式相場の反発を受けて買いが優勢となりましたが、積極的な売買は控えられたようです。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移し、7日ぶりの反発となりました。

先週末の急落分(▲629円下落)の約8割を戻した形です。取引時間中の高値は22,214円(+504円)、安値は21,919円(+209円)となり、値幅(高値と安値の差)は約295円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで5日ぶりの反発で引けました。

■東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は74日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億1,599万株、売買代金は1,876億円となり、いずれも先週末より減少しました。

売買代金は74日連続で1,000億円を超えましたが、やや盛り上がりに欠けた商いとなっています。

なお、株価指数は+4%高に迫る急騰で大幅反発となりました。終値で1,000ポイント回復はなりませんでしたが、今後の動向が注目されそうです。

■SG-HDがストップ高で年初来高値更新、カシオ計算機が一時▲18%安の大暴落

日経平均株価の上昇に寄与した上位5銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ファーストリテイリング(9983)
  • ファナック(6954)
  • リクルートホールディングス(6098)
  • エムスリー(2413)

大型株ではソフトバンクグループとリクルートホールディングスが終値で+5%超高の急騰となり、エムスリー、オムロン(6645)、トレンドマイクロ(4704)などが年初来高値を更新しました。

また、宅配株も大きく買われ、SGホールディングス(9143)が+18%超高の爆騰でストップ高となり、ヤマトホールディングス(9064)とともに年初来高値更新となっています。

その他では、先週末に決算発表を行ったZホールディングス(4689)も+18%高へ爆騰してストップ高となったのが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位5銘柄

  • アドバンテスト(6857)
  • カシオ計算機(6952)
  • 塩野義製薬(4507)
  • セブン&アイ・ホールディングス(3382)
  • 第一三共(4568)

下落銘柄では、2021年3月期の連結純利益が前期比83%減という大幅減益見通しを先週末に公表したカシオ計算機が、一時▲18%安に迫る大暴落となりましたが、終値は▲10%安まで切り返しました。

新型コロナによる海外を含む実店舗休業の影響で、Gショックなど時計事業の売上減少が響いています。

また、米国の大手コンビニを買収することが報じられたセブン&アイ・ホールディングスも財務状況の悪化を懸念されて売られ、一時▲8%超安へ急落し、年初来安値更新となっています。

その他では、同じく先週末に決算発表を行ったNEC(6701)も材料出尽くしで売られ、一時▲11%安に迫る暴落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が+8%高に迫るまで急騰して年初来高値を更新し、3月の暴落時に付けた安値(1,557円)から3倍超へ上昇しています。

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