預貯金をしている高校生・大学生は2人に1人⁈みんなの金額とは


高校生、大学生の子を持つ親御さんは、学費や塾代などでお金が飛ぶようになくなり、青息吐息ではないでしょうか?

大学受験や学費を支払うたび、預貯金がどんどん目減りして通帳を見ると恐ろしささえ感じます。

では、当の高校生、大学生たちはどれくらい預貯金をしているのでしょうか?調査結果をエピソードとともにみていきましょう。

■今どきの高校生、大学生は預貯金をしている?

Aさんは高校3年生の女子です。小学校低学年だったある年のお正月、お年玉をもらった後に母親がAさん名義の預金通帳を見せてれくれました。Aさんが母親に「どうして自分の名前なの?」と聞くと「赤ちゃんの時…3カ月検診の帰りに作ったのよ」と答えました。

初めて見る通帳には、すでに預金があります。Aさんが生まれた時に親戚から頂いた出産祝いや、小さい時にもらったお年玉、久しぶりに会った親戚の方から頂いたお小遣いなどをAさんのお母さんはそのまま銀行に預けていたのです。

高校生になった時から今度は自分でお年玉を預金するようになり、通帳の残高が増えると嬉しく感じるそうです。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が2020年1月にインターネットリサーチで実施した「10代の金銭感覚についての意識調査2020( http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_200402.pdf )」の中に、15歳~19歳の学生1,000名を対象にした「預貯金をしているか?」という質問があります。その回答の内訳は下記のとおりです。

預貯金をしている:50.6%
預貯金をしていないが、したいと思う:40.0%
預貯金をしていないし、したいと思わない:9.4%

およそ、およそ5割の高校生大学生が、預貯金をしているという結果になりました。小遣いから預貯金をするのはなかなか難しいかもしれませんが、お年玉でまとまったお金が入ればできるかもしれませんね。

■気になる高校生、大学生の預貯金額は?

Bさんは公立の高校に通う高校2年生です。親戚が多いAさんは、新年会で結構な件数のお年玉を貰うので、半分を預金に充てます。Bさんの親戚のお年玉の相場は、小学生が1,000円、中学生が2,000円、高校生が3,000円です。普段のお小遣いを預金できる余裕はありませんが、お年玉は毎年預金するようにしているBさんです。

どうしてBさんはお年玉を預金するようになったのでしょうか?就学前からほぼ強制的に「お年玉は、欲しいものを一つ買ったらそれ以外は預金するもの」と親に言われ続けてきたからです。高校生になった今では、洋服代やコスメ代、友達と食事に行く際の出費がかさむため、お年玉の半分を預金することはできていませんが、最低でも10,000円は預金するようにしています。

では、世間の高校生大学生はどれくらい預預金しているのでしょうか?前述の調査で、預貯金をしている人506名に「今、どのくらいの預貯金を持っているか」を聞いた調査結果があります。

平均:101,936円
高校生:71,073円
大学生等:191,200円

結構な額を貯めていることが分かります。

■高校生、大学生が預貯金をする目的とは?

Cさんは、高校1年生の女の子です。テレビでタレントが「100,000,000円あったら何に使いたいか?」という質問に「『フロウショトク』を得る原資にしたい」と話していたのを聞きました。「『フロウショトク』って、何だろう?」と思いネットで調べたら「不労所得」という言葉が出てきて、調べていくうちに「なるほど」と思ったそうです。不労所得を得るためには、まず原資を作らなくてはなりません。

思い立ったが吉日、Cさんはメルカリで漫画やゲームソフトを売り、ネットアンケートのモニターにも登録したそうです。コツコツ小銭を稼いで「不労所得」の原資を少しずつですが貯めているそうです。

Cさんのお金を貯める目的は特殊かもしれません。では巷の高校生大学生は何のために預貯金をしているのでしょうか?前述の調査で、預貯金をしている人・預貯金をしたいと思っている人906名に「何のために預貯金をしているのか?」を聞いたところ、下記の結果になりました。

買いたいものがあるため:49.7%
将来のため:49.4%
万が一のときのため:30.6%
旅行に行くため:23.8%
一人暮らしをするため:15.3%

■高校生、大学生が金融に抱いているイメージは?

最近何かと話題のテレビドラマ「半沢直樹」ですが、金融のことが分かっていない大人だと理解が難しい場面がありませんか?アラフィフ主婦のDさんは、一緒に半沢直樹を見ている高校1年生の娘に質問されても自分自身が理解できていないのでうまく説明ができなく、ネットで分からない単語を調べながら半沢直樹を見ているそうです。

前述の調査で全回答者(1,000 名)にした「『金融』と聞いて何をイメージする?」という質問があり、その結果は下記のとおりでした。

お金:84.2%
銀行:49.3%
クレジットカード:36.1%
証券:34.2%
株(株式):30.2%
融資:20.7%
保険:18.7%
ATM:18.5%
仮想通貨:17.3%
税金:13.7%
国債:12.5%
年金:11.1%
企業:8.1%
手数料:7.3%

半沢直樹が勤めていた証券関連のキーワードも少しですが登場していますね。

■お金の管理の仕方を親子で学ぼう

「どうしてこんなにお金が足りないだろう」と毎月家計簿を見てため息をついているご家庭もあるのではないのでしょうか?子供を持つ親ですら、お金の管理は難しいものです。

お金の管理は、家庭科でさらっと習いますが、そのことすら覚えていない人の方が多いのではないでしょうか。そうなると、お金の管理の方法を教えるのは親の役目なのかもしれません。お金を使うことや貯めることだけでなく、中長期的な視点でお金を増やすことも親子で勉強していけるといいですね。

【参考】
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「10代の金銭感覚についての意識調査2020( http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_200402.pdf )」

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