ヤクルト本社が一時▲8%安へ急落! 日経平均株価は3日ぶり反落

- 【東京株式市場】 2020年10月7日 -


■株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、“トランプ砲”炸裂で模様眺めムード

2020年10月7日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,422円(▲10円、▲0.1%) 3日ぶり小反落
  • TOPIX 1,646.4(+0.7、+0.04%) わずかに3日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 1,293.1(+27.4、+2.2%) 大幅3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:914、値下がり銘柄数:1,171、変わらず:93
  • 値上がり業種数:19、値下がり業種数:14
  • 年初来高値更新銘柄数:57、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は9億3,203万株、売買代金は1兆9,325億円(概算)となり、いずれも前日並み(微減)でした。

トランプ大統領が退院し、再びツイッターによる“トランプ砲”が相次ぐ中、前日に続いて様子見スタンスが強まりました。結果的に、売買代金は連日で2兆円を割り込む薄商いとなっています。

そのような中、米国株の急落を受けて日経平均株価も終日マイナス圏で推移しましたが、下げ幅を徐々に縮小する展開となり、最後は前日の終値付近の攻防となっています。

結局、3日ぶりの反落となりましたが、底堅さが目立ったと言えましょう。取引時間中の高値は23,432円(▲1円)、安値は23,272円(▲161円)となり、値幅(高値と安値の差)は約160円となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はプラス圏を維持して3日続伸となりました。

■東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は117日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億1,264万株、売買代金は2,728億円となり、いずれも前日より増加しました。依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は117日連続で1,000億円を超え、5日連続で2,000億円を上回っています。

また、株価指数も+2%超高の大幅上昇となる3日続伸で引けました。気が付くと、終値は1,300ポイント回復の直前まできています。

■日本電産が年初来高値更新、ヤクルト本社が需給悪化懸念で急落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • 東京エレクトロン(8035)
  • ソフトバンクグループ(9984)
  • KDDI(9433)

ハイテク株は高安まちまちでしたが、電子部品株が総じて買われ、日本電産(6594)が大幅高で年初来高値を更新し、村田製作所(6981)、京セラ(6971)、太陽通電(6976)などが値を上げました。

また、同じハイテク株では、ルネサスエレクトロニクス(6723)が連日の年初来高値更新となり、HOYA(7741)も再び年初来高値を更新して引けています。

さらに、小売り株ではイオン(8267)が3日連続で年初来高値を更新し、前日に業績見通しの上方修正を発表したコジマ(7513)も大幅上昇となりました。

その他では、NTTドコモ(9437)の完全子会社化のTOB実施で財務状況悪化が懸念され株価下落が続いた日本電信電話(9432)が買い戻されて一時+4%高へ迫る上昇となったことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • エーザイ(4523)
  • 第一三共(4568)
  • ファーストリテイリング(9983)

下落相場時としては珍しくディフェンシブ系の医薬品株が売られ、エーザイや第一三共が大幅安となり、武田薬品工業(4502)や塩野義製薬(4507)も値を下げました。

また、「Go To トラベル」東京追加の効果が材料出尽くしとなったことで、東日本旅客鉄道(9020)などJR株が軟調に推移し、先週末に約220億円の資本増強策を発表したエイチ・アイ・エス(9603)が需給悪化懸念で3日続落となっています。

その他では、最大株主であるフランスのダノン社が全保有株の売却を発表したことにより、ヤクルト本社(2267)が需給悪化懸念で一時▲8%安へ急落したことが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が大幅高で久々に年初来高値を更新し、CYBERDYNE(7779)はストップ高となりました。

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