劇場版「鬼滅の刃」公開直前の東宝が年初来高値更新! 日経平均株価は小幅続伸

− 【東京株式市場】 2020年10月14日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は小幅続伸、TOPIXはプラス圏へ浮上することなく反落

2020年10月14日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,626円(+24円、+0.1%) 小幅続伸
  • TOPIX 1,643.9(▲5.2、▲0.3%) 反落
  • 東証マザーズ株価指数 1,365.4(+18.4、+1.4%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:735、値下がり銘柄数:1,355、変わらず:86
  • 値上がり業種数:6、値下がり業種数:27
  • 年初来高値更新銘柄数:98、年初来安値更新銘柄数:13

東証1部の出来高は9億6,737万株、売買代金は1兆9,458億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。目新しいニュースに乏しい中、米国の大統領選が終盤を迎えて様子見スタンスが継続しました。売買代金は前日よりは増えたものの、3日連続で2兆円を割り込む薄商いとなっています。

そのような中、日経平均株価は方向感に欠ける値動きとなりましたが、最後は小幅続伸で引けました。取引時間中の高値は23,656円(+55円)、安値は23,518円(▲83円)となり、値幅(高値と安値の差)は約138円でした。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後までプラス圏へ浮上することなく反落となっています。

■東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は122日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億550万株、売買代金は2,842億円となり、いずれも前日より増加しました。

依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は122日連続で1,000億円を超え、10日連続で2,000億円を上回っています。

また、株価指数も反発し、この日の高値(1,368.1)は2006年8月以来となる約14年ぶりの高値を記録しました。終値も1,400ポイント回復をうかがう位置にあります。

■「鬼滅の刃」公開を控えた東宝が年初来高値更新、キヤノンなど精密株が再び売られる

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • ソフトバンクグループ(9984)

米国アップル社が5G対応「iPhone12」を発表したことを受け、前日に大幅高となった村田製作所(6981)と太陽誘電(6976)が取引時間中に連日の年初来高値更新となりましたが、概ね織り込み済みだったこともあり、村田製作所は小幅高に止まり、太陽誘電の終値は下落しました。

また、映画関連株が好調な推移を続ける中、大人気作品「鬼滅の刃」劇場版の公開を控えた東宝(9602)が大幅高で年初来高値を更新しています。

その他では、翌日に決算発表を控えたファーストリテイリングが年初来高値を更新し、着実に上場来高値に近付いていることが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファナック(6954)
  • ソニー(6758)
  • トヨタ自動車(7203)

前々日に続き、再び精密機器株に売りが集まり、オリンパス(7733)以外は軒並み年初来安値更新となりました。

リコー(7752)が約8年ぶりの安値更新、キヤノン(7751)が約22年ぶりの安値更新、ニコン(7731)は約26年ぶりの安値更新、急落したコニカミノルタ(4902)に至っては約45年ぶりの安値更新となりました(いずれも株式分割等の考慮後)。

なお、上場来高値圏にあるオリンパスも値を下げて引けています。

また、前日に安値更新となったアパレル株や紳士服販売株が相次いで急落し、青山商事(8219)、オンワードホールディングス(8016)、AOKIホールディングス(8214)が連日で年初来安値更新となっています。

その他では、基本給引き下げ等の人件費削減が話題となっているANAホールディングス(9202)が、その一部詳細が報じられたものの、株価は▲5%安に迫る急落となったことが目を引きました。さらに、日本航空(9201)も同様に大幅安でした。

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