「素材には、社会を変える力がある。」東レの給料はどのくらいか

− 企業年収給与研究シリーズ −


シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書( https://www.toray.co.jp/ir/pdf/lib/lib_a563.pdf )をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手化学メーカーである東レです。

■東レの従業員数は何人か

有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2020年3月31日時点で7568名。単体で7000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

  • 繊維事業:1594名
  • 機能化成品事業:2877名
  • 炭素繊維複合材料事業:1269名
  • 環境・エンジニアリング事業:334名
  • ライフサイエンス事業:721名
  • 全社:773名

また、連結の従業員数は4万8031名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

  • 繊維事業:1万9666名
  • 機能化成品事業:1万2620名
  • 炭素繊維複合材料事業:6740名
  • 環境・エンジニアリング事業:4355名
  • ライフサイエンス事業:1501名
  • その他:2376名
  • 全社:773名

■過去5年の業績動向

東レ(連結)の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると、2016年3月期は2兆1044億円、2017年3月期は2兆264億円、2018年3月期は2兆2048億円、2019年3月期は2兆3888億円、2020年3月期は2兆2146億円となっています。

また、経常利益については、2016年3月期は1501億円、2017年3月期は1437億円、2018年3月期は1523億円でしたが、その後は減益傾向にあり、2020年3月期には1033億円にまで減少しています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は、2016年3月期は901億円、2017年3月期は994億円でしたが、その後は減益が続いており、2020年3月期には557億円となっています。

■東レの平均年間給与はいくらか

それでは最後に、気になる東レの給与と従業員の年齢、勤続年数などを見ていきましょう。

東レ(提出会社)の2020年3月31日時点での平均年間給与は720.1万円と700万円を超えています。また、従業員の平均年齢は38.5歳で30歳を上回っています。平均勤続年数は15.4年となっています。

■まとめにかえて

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

●【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

●【ご参考】有価証券報告書とは

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

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