キヤノンが下げ止まりの気配なく年初来安値更新! 日経平均株価は3日ぶり反発

− 【東京株式市場】 2020年10月19日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は3日ぶり反発、薄商いの中で一時23,700円台を回復

2020年10月19日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,671円(+260円、+1.1%) 3日ぶり反発
  • TOPIX 1,637.9(+20.2、+1.3%) 4日ぶり反発
  • 東証マザーズ株価指数 1,318.6(+6.0、+0.5%) 3日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,811、値下がり銘柄数:314、変わらず:55
  • 値上がり業種数:33、値下がり業種数:0
  • 年初来高値更新銘柄数:57、年初来安値更新銘柄数:4

東証1部の出来高は8億6,259万株、売買代金は1兆6,853億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。目新しいニュースに乏しい中、米国の大統領選が終盤を迎えて様子見スタンスが継続しました。売買代金は6日連続で2兆円を割り込む薄商いとなっています。

そのような中、日経平均株価は大きく値を上げて3日ぶりに反発しました。一時は6日ぶりに23,700円台を回復しましたが、その後は上値が重かったようです。取引時間中の高値は23,707円(+297円)、安値は23,543円(+133円)となり、値幅(高値と安値の差)は約164円でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日ぶりの反発となり、上昇率も日経平均株価をやや上回りました。

■東証マザーズ株価指数は3日ぶり反発、売買代金は125日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は9,190万株、売買代金は2,142億円となり、いずれも先週末より減少しました。

減少したものの、依然として個人投資家の投資意欲は堅調であり、売買代金は125日連続で1,000億円を超え、13日連続で2,000億円を上回っています。

なお、株価指数は3日ぶりの反発となりました。しかし、取引時間中には一時1,300ポイントを割り込む場面も見られるなど、依然として1,400ポイント回復は大きく遠のいた形になっています。

■太陽誘電が約19年ぶりの高値更新、「鬼滅の刃」公開の東宝が再び年初来高値を更新

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ファナック(6954)
  • 中外製薬(4519)

先週の米国アップル社による5G対応「iPhone12」発表を受け、電子部品株が総じて買われ、村田製作所(6981)や日本電産(6594)が年初来高値を更新し、とりわけ、大幅高となった太陽誘電(6976)は約19年ぶりの高値更新となりました。

また、同じハイテク株ではソニー(6758)、東芝(6502)、日立製作所(6501)なども値を上げ、ルネサスエレクトロニクス(6723)は連日の年初来高値更新となっています。

その他では、先週末は利益確定売りに押された東宝(9602)が「鬼滅の刃」劇場版の公開が予想以上の好スタートとなったことから一時+7%高まで急騰する年初来高値更新となったことが目を引きました。なお、連日の暴落となっていた松竹(9601)は反発しましたが、自律反発の域に止まった形となりました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • KDDI(9433)
  • ファーストリテイリング(9983)
  • コナミホールディングス(9766)

ハイテク株が総じて買い戻される中、精密機器株の値動きは鈍く、キヤノン(7751)とコニカミノルタ(4902)は4日連続で年初来安値更新となりました。

また、「アビガン」の正式申請で注目された富士フイルムホールディングス(4901)が反落し、KDDIや日本電信電話(9432)など通信株も冴えない値動きとなっています。

その他では、第1四半期報告書の提出遅延で上場廃止となる懸念が高まった理研ビタミン(4526)が、先週末のストップ安に続き一時▲10%安まで売られ、連日の暴落となったことが目を引きました。

なお、連日で上場来高値を更新したファーストリテイリングは小幅反落で引けています。

新興市場(東証マザーズ)では、ジーエヌアイグループ(2160)がストップ安まで売られた一方、バリュエンスホールディングス(9270)は3日連続のストップ高となりました。

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