妻の「イライラスイッチ」を押すNGワード4つ。家事シェアで夫婦の溝が深まるワケとは?


「イクメン」という言葉が当たり前になり、家事・育児に関わる男性が増えてきました。そんな中でも、なぜかすれ違ってしまう夫婦の気持ち。それは、お互いの考え方が違うからかもしれません。

■「質」を求める夫と「効率」を求める妻

「2020年 妊娠期・育児期のパートナーシップ実態把握調査( https://www.macromill.com/assets/files/pdf/20200827-activities-experiences-report.pdf )」(株式会社マクロミルと認定NPO法人マドレボニータの協働調べ)によると、夫と妻の家事・育児に対する考え方には大きな差があることがわかりました。

たとえば、夫は「子どものためなら手間は惜しまない」という割合が多いのに対し、妻は「育児の手間はなるべく省きたい」という人が多くなっています。家事・育児の大半を担っている妻はより効率を重視し、関わりが少ない夫の方は効率よりも時間や内容を重視しているということです。

食事の項目でも同じような結果に。「赤ちゃんの食事はできる限り手作りが望ましい」と思っている夫に対し、「レトルトの離乳食など、便利な商品を活用するのもよい」と思っているのは妻ということになりました。

子どもを大切に思う気持ちは、もちろんどちらも変わりません。しかし、実際に家事・育児を担っていてその苦労を知っている妻と、それを知らない夫とでは、考え方に差があるようです。この差が、夫婦間の溝を深めているのかもしれません。

■夫が妻にかけてはいけないNGワード

家事・育児に対する考え方が違うとはいえ、その多くを担っているのは妻。いくら妻や子どものことを思っていても、それがうまく伝わらなければイライラさせる原因になることもあります。あなたはこんなこと、言っていませんか?パートナーの「イライラスイッチ」を押してしまっているかもしれませんよ。

●「手伝おうか」

良かれと思って「何か手伝おうか?」と声をかけたのに、妻に怒られたことはありませんか?実はこれ、NGワード。特に育児に関して「手伝う」という言葉を使われると、嫌悪感を抱く女性は多いようです。

「この人は親の自覚がないのかしら」「2人の子どもなのに手伝うって何?」と思っている妻も多いはず。それなのに、世間からは子どもとよく遊んでくれるイクメンとして見られています。そのことにも、妻はイライラしているのかもしれません。

●「ウンチは無理」

オムツ替えはできても、ウンチの時は妻にバトンタッチしているという人、いませんか?「ウンチは無理だからやって」と。そんな時の妻はどんな気持ちでしょうか。

「自分の子どものウンチなのに無理って何?」「誰がキレイにしてると思ってるの」そんなふうに思っているかもしれません。おしっこの時だけオムツ替えをしてイクメンだと思われたら、妻としては不満でしょう。

●「言ってくれればやるよ」

先ほどの「手伝おうか」に似ていますが、こちらは待つスタンス。「言ってくれればやる」ということは、言われなければやらないということになります。

そんな夫に対し妻は、「言われなきゃやらないなんて、本当に仕事できてるの?」「自分で気づいて動いて」と思っています。仕事で疲れているのは承知していながらも、もっと自分で気づいて動いてほしいと妻は望んでいるようです。

■夫にも言い分がある!

さて、妻側に不満があるように夫側にも言い分はあります。

たとえば、「やったのに文句を言われる」というもの。「食器を洗ったら全部洗い直された」「オムツ替えをしたらダメだしばっかりでイヤになった」という声もあります。家事・育児をやっても文句ばかり言われたら、やる気がなくなってしまいますよね。

また、「やり方がわからない」という意見も。長く子どもと接している妻に対し、仕事から帰ってきて少しの時間しか関われない夫。経験が少ないので、不安に思ったり率先して動くことができなかったりします。

夫の中にも、家事・育児に関わっていきたいと思っている人は多いはず。妻側も、やる気をそいでしまうようなことはしないように気を付けていきたいですね。

■さいごに

夫婦とはいえ、それぞれ違う人間。家事や育児に対する考え方も違います。でも、お互いに遠慮して我慢していたら、不満は溜まる一方です。それでは息苦しいですよね。

ですから、お互いの考えや気持ち、何をしてほしいのかをもっと共有していきましょう。夫婦は敵ではなく「同志」です。子育てを通じて、一緒に成長していくパートナーとなれるよう、ちょっとずつ歩み寄っていきませんか?

「2020年 妊娠期・育児期のパートナーシップ実態把握調査( https://www.macromill.com/assets/files/pdf/20200827-activities-experiences-report.pdf )」株式会社マクロミル・認定NPO法人マドレボニータ協働調べ

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