任天堂が連日の急落で4日続落! 日経平均株価は7日続伸で終値25,000円台を回復

− 【東京株式市場】 2020年11月11日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は今年初の7日続伸、終値も29年ぶり25,000円台回復

2020年11月11日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 25,349円(+444円、+1.8%) 大幅7日続伸
  • TOPIX 1,729.0(+28.2、+1.7%) 大幅7日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 1,203.8(+18.8、+1.6%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,614、値下がり銘柄数:493、変わらず:69
  • 値上がり業種数:30、値下がり業種数:3
  • 年初来高値更新銘柄数:83、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は16億8,320万株、売買代金は3兆4,841億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。減少はしたものの、新型コロナウイルスワクチン開発の大幅進展を受けたリスクオンモードは続いており、売買代金は3兆5,000億円レベルの活況な商いとなっています。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移し、終値も約29年ぶりに25,000円台に乗せる今年初の7日続伸となりました。また、4日連続で年初来高値更新となっています。

取引時間中の高値は25,401円(+496円)、安値は25,145円(+240円)となり、値幅(高値と安値の差)は約256円でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで今年初の7日続伸となりました。

■東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は29日連続で2,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億2,775万株、売買代金は2,447億円となり、いずれも前日より減少しました。

前日より減ったとはいえ、売買代金は141日連続で1,000億円を超え、29日連続で2,000億円を上回るなど、利益確定売りを含めた個人投資家の物色意欲は高水準にあります。

また、株価指数も反発となりましたが、前日の急落(▲6%超安)の反動によるものと見られ、依然として弱含みと見ていいでしょう。一応、終値は1,200ポイントを回復しました。

■業績見通し引き上げのカシオ計算機が一時+15%高の爆騰、任天堂は連日の急落で4日続落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • ダイキン工業(6367)
  • ファナック(6954)

ハイテク株は高安まちまちでしたが、通期業績見通しを上方修正したカシオ計算機(6952)が一時+15%高に迫る爆騰となり、終値も+11%高に迫りました。

また、同じく通期予想を引き上げた富士フイルムホールディングス(4901)も+4%超高の大幅上昇となっています。さらに、日立製作所(6501)が+5%超高へ急騰し、三菱電機(6503)や日本電産(6594)も+4%超高で引けました。

その他では、昨日からのワクチン開発進展を好感した買い戻しが続いたオリエンタルランド(4661)が連日で上場来高値を更新したことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ネクソン(3659)
  • リクルートホールディングス(6098)

ゲーム関連で任天堂(7974)が一時▲5%超安まで売られ、連日の急落となりました。

これはソニー(6758)の新型ゲーム機「PS5」発売を控えた利益確定売りという見方が多いようですが、理由はともかく、これで4日続落となり、この4日間の下落率は最大▲15%超安(11月6日の高値60,290円からこの日の安値51,200円へ)に拡大しています。

その他では、10月に日経平均株価の新規採用銘柄となった韓国系オンラインゲーム企業のネクソンが、決算内容が市場予想を下回ったこと等から一時▲15%安に迫る暴落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が一時+25%高の爆騰へと値を飛ばし、メルカリ(4385)も急反発しました。

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