コロナ第3波懸念でもJR東海など輸送株が大幅高! 日経平均株価は終値で26,000円台に

− 【東京株式市場】 2020年11月17日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は続伸、早くも終値で29年5カ月ぶり26,000円台

2020年11月17日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 26,014円(+107円、+0.4%) 続伸
  • TOPIX 1,734.6(+2.8、+0.2%) 小幅続伸
  • 東証マザーズ株価指数 1,187.2(▲44.6、▲3.6%) 大幅続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:753、値下がり銘柄数:1,347、変わらず:78
  • 値上がり業種数:21、値下がり業種数:12
  • 年初来高値更新銘柄数:65、年初来安値更新銘柄数:5

東証1部の出来高は13億7,344万株、売買代金は2兆7,284億円(概算)となり、概ね禅師並みの商いでした。

国内の新規感染者数増加の第3波を懸念する動きが顕著となったものの、主力株へのリスクオンモードが続きました。結果的に、売買代金は2兆7,000億円レベルを維持しています。

そのような中、日経平均株価は概ね堅調に推移し、一時前日終値を下回る場面が見られたものの、終値で約29年5カ月ぶりに26,000円台へ乗せました。取引時間中の高値は26,057円(+151円)で連日の年初来高値更新となり、安値は25,851円(▲55円)で、値幅(高値と安値の差)は約206円でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで小幅続伸となっています。

■東証マザーズ株価指数は大幅続落、売買代金は33日連続で2,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億3,796万株、売買代金は2,660億円となりました。

出来高は前日より増えましたが、売買代金は小幅減少でした。売買代金は145日連続で1,000億円を超え、33日連続で2,000億円を上回るなど高水準を維持しています。

ただ、多くの銘柄が利益確定売りに押された結果、株指数は▲4%安に迫る急落となり、終値では再び1,200ポイントを割り込みました。

■コロナ第3波襲来でもJR東海など輸送株が大幅高、決算発表のリクルートHDは大幅安

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • ファナック(6954)

ファーストリテイリングと東京エレクトロンが4日連続で上場来高値を更新し、ダイキン工業(6367)も連日で上場来高値を付けるなど、日経平均株価の大幅高に大きく寄与しました。

また、国内ではコロナ第3波の影響が懸念される中、前日に続き輸送株の買い戻しが続き、東日本旅客鉄道(9020)、東海旅客鉄道(9022)、西日本旅客鉄道(9021)が揃って+4%超高へ大幅上昇となり、日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)も大幅続伸で引けています。

さらに、ディズニーリゾートへの年末年始の来場者減少が懸念されているオリエンタルランド(4661)も値を上げて上場来高値を更新し、エイチ・アイ・エス(9603)も一時+7%弱高へ急騰しました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • エムスリー(2413)
  • ソフトバンクグループ(9984)
  • 中外製薬(4519)

百貨店株を除く小売り株が総じて下落し、ZOZO(3092)、しまむら(8227)、ニトリホールディングス(9843)などが大幅続落となり、イオン(8267)や良品計画(7453)も大きく値を下げました。

また、ドラッグストア株も総じて急反落し、ウエルシアホールディングス(3141)が一時▲5%安の急落となり、ツルハホールディングス(3391)やスギホールディングス(7649)も大幅安となっています。

さらに、アルコール消毒液の需要増大が見込めるにもかかわらず、大幸薬品(4574)が一時▲9%安へ急落しました。

その他では、前日の決算発表で公表した通期業績見通しが市場期待を下回ったリクルートホールディングス(6098)が一時▲3%超安の大幅下落となったことが目を引きました。

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