ビットコイン上昇でマネックスGが3日連続の年初来高値更新! 日経平均株価は3日続落

− 【東京株式市場】 2020年11月20日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は3日続落、3連休を控えて模様眺めムードが強まる

2020年11月20日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 25,527円(▲106円、▲0.4%) 3日続落
  • TOPIX 1,727.3(+0.9、+0.1%) 小幅続伸
  • 東証マザーズ株価指数 1,198.3(▲0.3、▲0.03%) わずかに3日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,296、値下がり銘柄数:788、変わらず:93
  • 値上がり業種数:17、値下がり業種数:15 変わらず:1
  • 年初来高値更新銘柄数:44、年初来安値更新銘柄数:15

東証1部の出来高は10億8,896万株、売買代金は2兆2,165億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

国内の新規感染者数増加の第3波が本格化したことに加え、3連休を控えて模様眺めムードが一気に強まりました。売買代金は2兆円を維持しましたが、積極的な売買は少なかったようです。

そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押される形で終日マイナス圏の推移となり、3日続落で引けました。取引時間中の高値は25,555円(▲79円)、安値は25,425円(▲209円)となり、値幅(高値と安値の差)は約130円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後にプラス圏へ浮上して小幅続伸となりました。

■東証マザーズ株価指数はわずかに下落、売買代金は36日連続で2,000億円超え

東証マザーズの出来高は9,320万株、売買代金は2,098億円となり、いずれも前日より減少しました。

売買代金は148日連続で1,000億円を超え、36日連続で2,000億円を上回るなど高水準を維持していますが、様子見スタンスが一段と強まった印象です。

なお、株価指数はほんのわずか下落して3日ぶり反落となりました。終値1,200ポイント回復は3日続けて足踏み状態となっています。

■ビットコイン上昇でマネックスGが3日連続の年初来高値更新、テルモなど医薬品株が軟調

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • エムスリー(2413)

ハイテク株は高安まちまちでしたが、電子部品株が総じて買い戻され、ローム(6963)、村田製作所(6981)、日本電産(6594)が値を上げ、太陽誘電(6976)は再び年初来高値を更新しました。

なお、NTTドコモ(9437)の代わりに日経平均株価へ新規採用されたシャープ(6753)も大幅続伸となっています(注:シャープの指数算出は12月2日から)。

また、仮想通貨ビットコインの時価総額が過去最大まで上昇したことを好感し、マネックスグループ(8698)が一時+5%超高へ急騰し、3日連続で年初来高値を更新しました。

ただ、同社がビットコイン取引のコインチェック社を買収時に付けた高値からはまだ半分以下の水準です。

その他では、毎年ブラックフライデーセールに注力するイオン(8267)が買われて連日の年初来高値更新となり、前日に業績見通しを上方修正したキューピー(2809)が+6%高に迫る急騰となったことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • テルモ(4543)
  • ダイキン工業(6367)

欧米の大手製薬企業で新型コロナウイルスのワクチン開発が進捗しているニュースが流れる中、日本の製薬企業名が全く聞かれないこと等から、先々週から医薬品株が軟調に推移しています。

そうした中、この日もテルモや中外製薬(4519)が大幅安となり、エーザイ(4523)や塩野義製薬(4507)も冴えない値動きとなりました。

また、コロナ第3波襲来でGo To トラベルが”Go To トラブル”になりかねない状況を受け、東海旅客鉄道(9022)などJR株や日本航空(9201)など空運株が大きく値を下げています。

その他では、取引時間中に武田総務大臣が携帯大手の割安料金プランが格安ブランドに偏っていることで「メインブランドでは全く新しいプランが発表されていない。これが問題だ」と発言したことが伝わり、KDDI(9433)とソフトバンク(9434)の株価が一時急降下する場面が見られたものの、最後は限定的な下落に止まりました。

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