4人のお金持ちに聞いた「お金を呼び寄せる」マインドと行動


お金持ちになりたいと思ったら、お金持ちの真似をするのが一番手っ取り早いもの。というのは、お金持ちの人たちは共通してお金を呼び寄せるかのような行動を取っているからです。そこで今回は、金融機関の仕事で富裕層の振舞いや考え方に接してきた筆者が、お金持ちの人たちから聞いた「お金との付き合い方」について紹介します。

■「自分はお金をたくさん持っていることが似合う」と思っている

まずは実業家のAさんから聞いた話です。Aさんは若いときから自身で会社を興し、様々な事業で資産を築いてきました。

そんなAさんは「自分はお金をたくさん持っていることがふさわしい」と感じているのだそう。「小さい頃からなんとなくそう思っていた。実家は裕福でもないけれど、貧乏というわけでもないごく普通の家庭だと思う。でも、なんだか『自分に貧乏は似合わない』と思っていた」と話します。

Aさん曰く、「貧乏が似合わないと思っているから、貧乏にならないようにしてきた。似合わない髪型でいるのが気持ち悪いのと同じように、似合わない状況から脱却したいと思って行動するから自然とお金が集まってくる気がする」のだそう。

また、「似合う似合わないというのは感覚的だからどう思うかは個人の自由だけれど、自分はたとえば身だしなみや学歴など、お金をたくさん持っているのにふさわしい人物になるよう意識したり努力したりしてきた」と言います。

ちなみにAさんは、お金の家ともいえる財布選びにトコトンこだわるのだそう。「自分がお金になったつもりで、お金が居心地よさそうな財布にしている。部屋が黄色だと落ち着かないから、風水で黄色の財布がいいと言われてもそれは選ばないかな」と笑います。

Aさんのように、自分はお金持ちであることがふさわしいと思える人は少ないかもしれません。ですが、最初は心からそう思えなくても信じてみることが大事なのかもしれませんね。

■「お金を使えば使うほどお金が舞い込んでくる」と思っている

「親の『うちは貧乏だ』『うちにはお金がない』という刷り込みで生きてきた人は、結局は貧乏になるという現実を多く見てきた」と話すのは、中小企業の経営者であるBさんです。

「うちはどちらかというと父親がお金に関してはおおらかで、『お金があれば使えばいい、お金がなくなったら稼げばいいから』ということをよく言っていた。子どもの頃はそれが普通だと思っていたけれど、大人になってからは経済的にそこそこの家庭でも『うちにはお金がないから』と親から聞いて育ったという人が多いことに気付いた。でもそういうマインドではお金は稼げない」と話します。

Bさん曰く、深層心理でお金との付き合いをなんとなくネガティブに捉えている人のところにお金は近寄らないのだそう。とはいえ、みんながBさんのように好き放題にお金を使うわけにはいかないでしょう。

ただ、お金のイメージを変えようとしてみるのは大事かもしれません。ちなみにBさんは、お金のことを口にするときには「お金がない」「お金がなくなりそう」などのネガティブな言い方は絶対にしないのだそう。それを気を付けるだけでも、お金との付き合い方を変えるきっかけになるのではないでしょうか。

■お金を稼ぐことを自己実現の手段にしている

「お金を持っていることが悪いとも思っていないし、稼いでいることも悪いとも思わない。自分をより心地いい環境に連れていくためにお金が必要だっただけ。お金を持っている自分ってカッコいいな、そうなりたいなと思って若い頃から色々と試してきた」と話すのは、個人投資家のCさんです。現在は1日に億単位の株取引を繰り返し、大きな資産を築いています。

「何かで読んだカッコいい人の条件の一つにお金を持っていること、というのがあった。一方でカッコ悪い人の条件は、せかせか働いている人、誰かに雇われて文句ばかり言いながら働いている人だったから、この仕事(個人投資家)を選んだのだと思う。お金をどう使うかを考えるのではなく、お金を使って自分がどうなりたいのかを考えたほうがいいのでは」と話します。

ちなみにCさんは1万円札を常に見えるところに置いておくのだそう。「お金が常に視界に入ることで、『よっしゃ、今日も稼ぐか』と気合が入る」のだそう。これならすぐにマネできそうですね。

■「お金は雑に扱うと逃げて行ってしまう」

「お金を使って徳を積めば、お金が戻ってくる」と語るのは、複数のベンチャー企業で役員を務めるDさんです。

「お金は人と同じで、自分を都合よく利用してくる人には戻ってこない。利己的な使い方をしたり、雑に扱ったりすると逃げて行ってしまう。そうじゃなくて、お金と一緒に人助けをするとみんながいい気持ちになる。『この人と一緒にいると、私いい人になれる気がするな』という友達となら、ずっと一緒にいてもいいかなと思うのと同じ」と笑って話してくれました。

Dさんは積極的に寄付活動やクラウドファンディングを行っているのだと言います。「もちろんお金を出すだけじゃなくて、地域の清掃活動とか子どもにサッカーを教えるボランティアもしている」とのこと。

お金を使って人のためになることをすると言われると少しハードルが高く感じますが、最近はクラウドファンディングやふるさと納税などの寄付活動も身近になりつつあります。人のためになることに思いをめぐらすことで、お金の使い方やお金の価値について考え直す機会になりそうですね。

■おわりに

お金持ちの人たちはお金のことをよく考えていますし、自分がどうやってお金と付き合っていくべきかというスタンスもしっかりしていました。一度、自分とお金の付き合い方について考えてみてはいかがでしょうか。

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