今年の決算期はスピード重視!「新車商談」をお得に進めるコツ


日本企業における決算期は多くの企業で3月に行われます。自動車販売業界も例外なく、3月が決算期となり、2020年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり販売不振が続いたことから、最後の追い込みで例年よりも値引き額が大きい状態で車を購入することができる可能性があります。

特に最近はリモートワークの普及などによって都心から郊外へ転居したという方もいると思いますが、郊外に行くと自動車のニーズが高まってきているはずです。

また今年は別の要因で決算期の新車商談に影響が出てくることも明らかになっています。そこで今記事では、コロナ禍の2021年3月決算期にお得に新車を購入するための攻略法を紹介していきます。

■部品不足の影響

大前提として、2021年の決算期は少しばかり特殊であるということを覚えておかなければなりません。第一の要因としては、COVID-19が世界中で拡大していることによる部品不足です。

現在の国産車に使われている部品の大半は海外製。最近は回復してきていますが、影響が完全になくなったとはいい切れず、まだ部品の供給に影響が残っています。これにより車両の生産納期が通常よりも長期化しています。

通常だと1カ月で生産できる車だとしても、部品不足や感染拡大防止のために工場の人員を抑制していることなどの影響により、1.5倍から2倍以上の納期になってしまうことも十分に考えられます。

■人気車種の商談は2月中旬がタイムリミットとなる可能性も

前述の問題に加えて、深刻な半導体不足による自動車生産台数の削減の影響が大きく出てきそうでもあります(※)( https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05069/ )。

国内メーカー各社は、部品が足りずに計画されていた車の生産台数の削減を予定しています。例年並み以上の新車発注があった場合、決算対象でもある3月末までの登録(ナンバー取得)に間に合わない可能性も出てきます。

とくに人気のある車種によっては希望しているグレードや色、オプションを選ぶと間に合わず、ディーラー在庫(ディーラーが決算向けに先行発注している新車など)でないとダメ、という事態にもなりかねません。

そして、この時期に新車購入を検討している場合、3月でもいいやとのんびりしていると車の買い替えそのものができなくなってしまうかもしれませんので、早め早めの新車商談、可能であれば2月の中旬までには新車のオーダーをするくらいの気持ちで商談に臨みたいところです。

■とにかくスピード重視!

前述のように部品の供給減で生産台数が削減されるという要因もありますが、コロナ禍ということもありますので、極力必要最低限で商談を終わらせたいところですよね。やはり従来のように複数店舗を回って何日間にもわたる商談をする、というのはリスクを伴います。

理想的な新車商談は訪問した当日、それが厳しければその翌日くらいで完結させるといった形ですが、この流れにするためには入念に下調べを行うことが重要です。最近は自動車メーカー各社が見積もりシミュレーションを用意していたりWebカタログを充実させていたりと、インターネットだけでも十分な情報収集ができるようになっています。

ディーラーに行く前にある程度購入する車などを決めておいて、実際にお店に行ったら実車を見て試乗をして価格交渉をする、という流れにするといいでしょう。試乗車は急にディーラーに行っても用意されない場合もありますから、事前に来店時間などを伝えて予約をするとスムーズに進めることができますよ。

■おわりに

例年のような動きはできないものの、今の状況にあった新車商談の方法が数多く出てきました。場合によってはリモート商談にも対応しているディーラーもあるということですので、こういったツールを駆使して決算期にお得に新車を購入したいですね。

●参考資料

  • (※)日経クロステック「半導体不足が日本車を直撃、新型コロナが生む新たな脅威」( https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05069/ )

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