トヨタ大幅続伸、ホンダと日産は急反落! 日経平均株価は5日ぶり小反落

− 【東京株式市場】 2021年2月12日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は高値更新後に5日ぶり小反落、TOPIXは5日続伸

2021年2月12日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 29,520円(▲42円、▲0.1%) 5日ぶり小反落
  • TOPIX 1,933.8(+3.0、+0.2%) 5日続伸
  • 東証マザーズ株価指数 1,311.5(+21.5、+1.7%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,004、値下がり銘柄数:1,107、変わらず:82
  • 値上がり業種数:15、値下がり業種数:18
  • 昨年来高値更新銘柄数:87、昨年来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は13億4,398万株、売買代金は3兆202億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。企業決算を手掛かりに積極的な売買が目立ち、ミニSQ算出に伴う嵩上げ要因もあったため、売買代金は3兆円を超える活況となりました。

そのような中、日経平均株価はやや方向感に乏しい展開となり、5日ぶりの小反落で引けました。ただ、取引時間中には昨年来高値を更新しています。取引時間中の高値は29,650円(+88円、昨年来高値更新)、安値は29,417円(▲145円)となり、値幅(高値と安値の差)は約233円。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はプラス圏を維持して5日続伸で引けました。これで5日連続の昨年来高値更新となっています。

■東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は連日で2,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億860万株、売買代金は2,691億円となりました。

出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。前日に続き個人投資家の物色意欲が盛り上がり、売買代金は202日連続で1,000億円を上回り、連日で2,000億円を上回っています。

また、株価指数も続伸となり、1月25日以来となる1,300ポイント回復で引けました。

■トヨタ、ホンダ、日産の株価に明暗分かれる、マザーズではメルカリが爆騰して上場来高値

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • 東京エレクトロン(8035)
  • アドバンテスト(6857)
  • 信越化学工業(4063)

ここ2週間ほど株価調整が続いていた半導体関連株が大きく買い戻され、東京エレクトロン、アドバンテスト、信越化学工業、SUMCO(3436)、SCREENホールディングス(7735)、ディスコ(6146)などが大幅高となりました。

また、前日の取引時間中に行った決算発表で通期業績予想を上方修正したトヨタ自動車(7203)に見直し買いが入り、一時+5%高へ迫るまで急騰して昨年来高値を更新しています。

さらに、任天堂(7974)にも連日で見直し買いが入って大幅上昇となり、再び2カ月ぶりに昨年来高値へ迫ってきました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ファナック(6954)
  • KDDI(9433)

前日に決算内容を好感されて昨年来高値を更新したホンダ(7267)と日産自動車(7201)があっという間に急反落し、大幅続伸となったトヨタ自動車と明暗を分けました。

また、小売り株では、ドラッグストア株が再び売られ始めており、この日はサンドラッグ(9989)が▲6%安に迫る急落となり、クスリのアオキホールディングス(3549)やスギホールディングス(7649)も大きく値を下げています。

その他では、取引時間中に決算発表を行った企業の株価が乱高下となり、とりわけ、工作機械大手のDMG森精機(6141)は前場で昨年来高値更新となったものの、発表直後に一時▲10%安に迫る暴落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、EC関連が再び注目を集める中、既に決算発表が終了しているメルカリ(4385)が買われ、一時+12%高へ爆騰して上場来高値を更新しました。

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