主力株ほぼ全滅状態、日経平均株価が急反落で29,000円を割り込む

− 【東京株式市場】 2021年2月26日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は急反落、最後は29,000円台を割り込む安値引け

2021年2月26日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 28,966円(▲1,202円、▲4.0%) 大幅反落
  • TOPIX 1,864.4(▲61.7、▲3.2%) 大幅反落
  • 東証マザーズ株価指数 1,214.0(▲24.2、▲2.0%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:172、値下がり銘柄数:1,985、変わらず:37
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
  • 昨年来高値更新銘柄数:15、昨年来安値更新銘柄数:3

東証1部の出来高は16億8,876万株、売買代金は3兆6,212億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国株の大幅安を受けたリスクオフモードが加速し、利益確定売りや見切り売りが多く出たと見られます。結果的に、売買代金は3兆6,000億円レベルとなり、今年2番目の高水準となりました。

そのような中、日経平均株価は急反落し、最後は29,000円台を割り込む安値引けとなりました。日経平均株価を構成する225銘柄のうち、上昇したのは3銘柄のみという状況です。

また、この日の下落率▲4.0%は、昨年4月1日(▲4.5%安)以来の大きさとなっています。取引時間中の高値は29,760円(▲408円)、安値は28,966円(▲1,202円)となり、値幅(高値と安値の差)は約794円。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反落となりましたが、下落率は日経平均株価よりやや小幅に止まりました。

■東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は再び2,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億288万株、売買代金は2,189億円となり、いずれも前日より増加しました。

新興市場でも利益確定売りが優勢となった結果、売買代金は210日連続で1,000億円を上回り、再び2,000億円を上回っています。

また、株価指数は大幅反落となりましたが、下落率は大型株式市場に比べて小さく、終値も1,200ポイントを維持しました。

■アドバンテストなどハイテク株が軒並み急落、ファナックなど機械株も総じて急落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • 花王(4452)
  • 出光興産(5019)
  • ソフトバンク(9434)

久々の急落相場となる中、目立って上昇した銘柄はほとんど見られませんでした。

急落時に買われる傾向が強いディフェンシブ銘柄も数多くが下落する展開の下、花王が堅調に推移し、医薬品株ではJCRファーマ(4552)が買われて昨年来高値に接近してきました。

また、先週から買戻しが鮮明となった旅行関連銘柄も急落する中で、エイチ・アイ・エス(9603)が大きく値を上げたことが目だったようです。

その他では、エービーシー・マート(2670)やゴールドウイン(8111)など小売り株の一角が上昇したことが目を引きましたが、限定的な上昇に止まりました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • ソフトバンクグループ(9984)
  • 東京エレクトロン(8035)

主力株はほぼ全滅状態となり、とりわけ、ハイテク株に急落するものが目立ちました。

終値ベースでは、アドバンテスト(6857)、SCREENホールディングス(7735)、日立製作所(6501)、オムロン(6645)、パナソニック(6752)、TDK(6762)、村田製作所(6981)、太陽誘電(6976)、SUMCO(3436)、リコー(7752)、島津製作所(7701)などが▲5%超安の急落となりました。

また、機械株の下げもきつく、ファナック(6954)とキーエンス(6861)がともに▲5%超安へ急落し、日立建機(6305)やディスコ(6146)も大幅安となっています。

その他では、任天堂(7974)も利益確定売りが優勢となり、久々に▲5%超安となる急落で引けたことが目を引きました。

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