リクルートHDが一時▲8%弱安の急落! 日経平均株価は小幅続落

− 【東京株式市場】 2021年3月5日 −


■株式市場の振り返り−日経平均株価は小幅続落、一時▲620円安も急速に買い戻される

2021年3月5日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 28,864円(▲65円、▲0.2%) 小幅続落
  • TOPIX 1,896.1(+11.4、+0.6%) 反発
  • 東証マザーズ株価指数 1,167.9(▲3.9、▲0.3%) 3日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,352、値下がり銘柄数:753、変わらず:89
  • 値上がり業種数:27、値下がり業種数:6
  • 昨年来高値更新銘柄数:32、昨年来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は14億3,043万株、売買代金は3兆1,752億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。

前日の米国株の大幅続落、とりわけ、半導体指数の急落を受けて、東京市場でも連日でリスクオフモードが高まりました。利益確定売りや見切り売りが相次いだ結果、売買代金は活況の目安である3兆円を上回っています。

そのような中、日経平均株価は一時▲600円超安まで売られましたが、後場に入ってから急速に買い戻され、終値は小幅続落に止まりました。取引時間中の高値は28,867円(▲63円)、安値は28,308円(▲622円)となり、値幅(高値と安値の差)は約559円。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、終盤はプラス圏を維持して反発で引けています。ただ、終値の1,900ポイント回復はなりませんでした。

■東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は3日連続で2,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は8,231万株、売買代金は1,620億円となりました。出来高は前日より小幅減少となりましたが、売買代金は概ね横ばいでした。個人投資家の物色意欲が小休止となり、売買代金は3日連続で2,000億円を下回るなど、全体的には盛り上がりに欠けた商いとなっています。

また、株価指数も3日続落となり、1,200ポイント回復はお預けのままとなっています。

■リクルートホールディングスが一時▲8%安に迫る急落、日立製作所は連日の高値更新

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ダイキン工業(6367)
  • KDDI(9433)
  • 京セラ(6971)

ハイテク株は総じて買い戻され、東芝(6502)が+6%超高へ急騰し、シャープ(6753)やパナソニック(6752)も大幅高となりました。

さらに、前日にストップ高となったリコー(7752)が+8%高と連日の急騰となり、日立製作所(6501)は連日で昨年来高値を更新しました。

また、為替相場が108円/ドルの円安になったこと等を好感した自動車株の買い戻しも続き、マツダ(7261)、日産自動車(7201)、SUBARU(7270)、三菱自動車(7211)が大幅高となっています。

その他では、株式相場の乱高下を背景にディフェンシブ銘柄にも見直し買いが入り、花王(4452)、資生堂(4911)、ユニ・チャーム(8113)などが大幅上昇となったことが目を引きました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • リクルートホールディングス(6098)

ファーストリテイリングが一時▲6%安に迫る連日の急落となり、日経平均株価一時大幅安の主要因となりました。

また、特段の悪材料が出たわけではないリクルートホールディングスが、株価の割高感を懸念されて一時▲8%安に迫る急落となり、終値も▲6%超安のまま引けています。

さらに、首都圏での緊急事態宣言が延長される見込みになったことなどから外食株が総じて下落し、とりわけ、スシローグループホールディングス(3563)など回転寿司株が売られましたが、下落は限定的でした。

その他では、仮想通貨の値上がり一服を受けてネット証券株が売られ、マネックスグループ(8698)が▲9%安に迫る急落となったことが目を引きました。

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