コロナの影響から客を呼び戻せ “変わる”外食業界

コロナの影響から客を呼び戻せ “変わる”外食業界

 緊急事態宣言が全面解除されてから約1カ月経ちますが、外食業界ではいまだに客足が戻っていません。そんな状況から脱却しようと外食業界が新たな一歩を踏み出しました。

 熱々ジューシーな鶏のから揚げに、だしにも卵にもこだわったフワフワの玉子焼き。この2つの商品をメインにした店がオープンしました。居酒屋チェーン大手のワタミが手掛ける自社ブランド「から揚げの天才」。演出家でタレントのテリー伊藤さんは、目玉商品の玉子焼きを監修するなどしています。さらに、この業態などで新たな戦略を始めたのです。こちらの店は居酒屋業態ではなく、から揚げと玉子焼きをメインとしていて、持ち帰りと店内で食べることができるイートインの店です。新型コロナウイルスの影響で調理済みの食品を自宅で食べる中食需要が拡大していて、ワタミは新たに宅配事業を立ち上げて自社の他業態でも宅配を可能にしていくといいます。

 ワタミ・渡邉美樹会長:「自社でやるということは最安値を実現できる大きな武器になる」

 しかし、民間信用調査会社の東京商工リサーチによりますと、先週までに新型コロナウイルス関連の経営破綻は全国で271件に達し、業種別では飲食業が42件と最も多い状況です。それでもワタミはアイデアで危機を乗り越えようとしています。人と人との接触をできるだけ減らした新たなスタイルの焼き肉店も先月に出店。また、から揚げの天才も今月中に30店舗、今年度中には100店舗以上を目指すということです。

 ワタミ・渡邉美樹会長:「これからのワタミは違う…

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