生半可な気持ちでは無理だが…副業FXで「年収1,000万円」が可能なワケ【プロトレーダーが解説】

※画像はイメージです/PIXTA

サラリーマンの副業として、FXでのデイトレードは、誰でも年収1,000万円以上を稼ぐ可能性を秘めていると、株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏はいいます。なぜなのでしょうか、みていきます。

FXは誰でも「年収1,000万円以上」を稼ぐ可能性を秘めている!? 

投資が身近な存在でない人にFXの印象を聞くと「ギャンブル」、「危険な投資」、「投資詐欺に使われがち」など、負のイメージを語る人が多い傾向にあります。しかし、プロトレーダーからすると、FXは「年収1,000万円以上を獲得する職業のなかで、1番公平・平等に誰でも目指すことのできる職業」であると断言できます。

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世の中で年収1,000万円以上を目指すとしたら、医者や弁護士などの最難関の国家資格を取得しなければならないものや、大手商社や金融機関の管理職や一般企業の役員など、競争社会を勝ち抜き、ある程度の地位を獲得しなければならないものがあります。これらの条件を満たすのは、日本の人口の1%以下しかありません。

一方、FXは誰でも年収1,000万円以上を稼ぐ潜在的な可能性があります。資格や学歴に関係なくまとまった資金を用意して、日々のトレードで好成績を収めることができれば、1,000万円以上の利益を出すことは可能です。

投資ではなくギャンブルだと揶揄されがちなFXですが、誰にでもいまの年収以上の利益を稼ぐチャンスが与えられています。考え方を変えれば、FXに挑戦しない選択をするほうがもったいないでしょう。出世を待つよりも、FXを徹底的に研究して好成績を出すほうが、お金を稼ぐという点においては効率的といえます。

FX初心者が陥りがちな浅はかな思考

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誰でも年収1,000万円以上を目指せるFXですが、残念ながら実際にFXで自分の本業の年収以上の収益をあげられる人は少数です。実際、年収1,000万円以上を稼ぐFXトレーダーはほんの一握りです。

「なぜ自分がエントリーした途端に逆行するのだろう」など、FX初心者であれば、トレードに関する悩みをたくさん抱いているはずです。

多くの初心者トレーダーは、トレード中に生じた悩みを抱くことはあっても、根本的に解決しようとしません。そのため、相場から多くの利益を得ることを目指しているのに、なかなか収益が安定せずに相場から退場していってしまいます。

能動的に学習しようとしないトレーダーは「相場がなかなか自分の思いどおりに動かない」「FXで稼げる人なんていないんだ」という自分に都合のいい理由をつけることで、FXで稼げない自分を正当化しがちです。

確かにFXで稼いでいる人は、トレーダー全体のなかでもわずかな割合です。しかし、ほかの職業とは異なり、自分にしっかりと向き合い、トレードにおける自分の悪い癖を素直に改善していけば、安定した収益につなげることができます。多くの初心者トレーダーは、FXの本当の可能性に気づく前に、早々にあきらめて相場から退場してしまっているのです。

FXで「安定して稼げる人」と「稼げない人」の決定的な違い

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稼げないまま相場から退場していく人が多いFXの世界ですが、安定して稼げる人と稼げない人の違いはなんでしょうか。違いを考えるうえで大切な要素は、「『損益をどう捉えるか』の違い」にあります。

稼げるプロトレーダーは、損失を「利益トレードのための必要経費」と捉える傾向があります。「経費」として捉えるということは、トレードで稼いでいくためには負けトレードがあることを受け入れているということです。勝って負けてを繰り返し、最終的にプラスの利益で終えることができればいいと考えるのがプロトレーダーです。

それに対して、上手く稼げずに相場から退場してしまうトレーダーは、「損失は悪」でなんとしてでも相場から利益を取らなければいけないと捉えている傾向にあります。そのため、稼げないトレーダーは、目先の含み益や含み損にしか目がいかなくなり、結果として無理なトレードをすることで自分の資産を減らしてしまいがちです。

FXでは損益を数字として捉え、扱う金額が大きくなっても、たんたんとルールどおりにトレードを進められる人のほうが結果的に相場で生き残る可能性が高いのかもしれません。

生半可な気持ちでは安定して稼ぐことはできないFX

今回は、FXが出世を待つよりも年収を上げるスピードが早くなり、会社員生活を送るよりも年収アップを目指せるという解説をしました。しかし、多くの人が経済的な自由を求めてFXに挑戦していきますが、ほとんどの人が夢半ばでFXの世界から消えていく現実も解説しました。

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FXで稼ぐためには、稼げるまで成長を続ける覚悟が必要です。特に、本業が忙しく副業としてFXを始めようとする人はなおさらです。為替の世界では、FXを生業としているプロトレーダーたちがたくさんいます。狩猟本能が溢れるばかりのトレードをするプロトレーダーたちと同じ土俵で闘う必要があるのです。

そのため、「稼げたら稼ぎたい」などといった生半可な気持ちでは、まず継続して勝つことは厳しいでしょう。あなたがもし、これからFXで勝ち続けていきたいと思っているのならば、少しの時間も惜しまずに勉強を続ける覚悟を決めましょう。その覚悟があなたの生活を大きく変えるかもしれません。

清水 一喜

株式会社ソーシャルインベストメント 執行役員

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