子どもの習い事で注目度No.1は必修化予定の「プログラミング」【子どもの教育資金に関する調査】

子どもの習い事で注目度No.1は必修化予定の「プログラミング」【子どもの教育資金に関する調査】

記事画像

 「子どもの学力は教育費で決まる」と考える親は多い。そんな中、新たに必修化されるプログラミングを習わせたいと考える親が増えていた。

 ソニー生命保険株式会社は「子どもの教育資金に関する調査」を実施し、その結果を1月25日に発表した。調査対象は大学生以下の子どもがいる20歳から59歳の男女1,000名で、調査期間は2017年11月24日から27日。

 「子どもの学力や学歴は、教育費にいくらかけるかによって決まると感じる」と考える人は65.6%(非常にあてはまる17.7%、ややあてはまる47.9%)、「早期の知育や英才教育は子どもの将来のために重要だ」と考える人は69.4%(非常にあてはまる16.8%、ややあてはまる52.6%)で、肯定的に考える人が多かった。一方、「スポーツや芸術の習い事よりも学習塾に教育費をかけたい」との考えに肯定的なのは44.6%(非常にあてはまる9.4%、ややあてはまる35.2%)で半数を下回り、勉強だけでなくスポーツや芸術にも触れてほしいと考える親も多かった。

 続いて、習い事や塾など学校以外の教育費について聞くと、全回答者の1カ月当たりの平均支出額は1万4,260円で、前年調査の1万2,560円を上回った。子どもの就学段階別に平均支出額をみると、未就学児の親では7,471円(前年調査6,534円)、小学生の親では1万5,456円(同1万3,867円)、中高生の親では2万656円(同1万8,611円)、大学生等の親では1万3,369円(同1万1,156円)と、全体的に支出が増えていた。

 また、未就学児の親(248名)に、子どもが小学生から社会人になるまでに、教育資金はいくらくらい必要だと思うか聞いたところ、最も多かったのは「1,000万円〜1,400万円位」(28.6%)で、平均予想金額は1,348万円だった。平均予想金額を過去の調査と比較してみると2016年を谷としてV字を描いており、多くの教育資金が必要になると予想している親が増えている様子がうかがえる。

 一方、株式会社 学研ホールディングスは「お子様の習い事」に関するアンケートを実施し、その結果を1月18日に発表した。調査対象は東京、埼玉、千葉、神奈川、栃木、群馬、茨城に在住の子どもを持つ30代から40代の女性207名で、調査時期は2017年12月4日。

 2017年に子どもが通った習い事を複数選択で聞いたところ、「スポーツ系(水泳、サッカー、テニスなど)」が22.4%で最も多く、「学習塾」(15.1%)、「英会話」(11.3%)、「音楽・絵画系」(9.6%)、「ダンス・体操」(8.1%)が続いた。「習い事はさせていない」は20.1%だった。

 続いて、2018年に「子どもに始めさせたい習い事・親として注目している習い事」を同様に聞くと、「スポーツ系(水泳、サッカー、テニスなど)」が16.1%で最も多く、「英会話」(15.5%)、「学習塾」(10.4%)、「パソコン・プログラミング」(8.2%)、「ダンス・体操」(7.6%)が続いた。「とくに予定はない」は27.5%だった。

 人気の習い事が上位にランクインする中、2017年に子どもが通っている割合が2.0%だった「パソコン・プログラミング」が割合を大きく伸ばした。これについて同社は、文部科学省が昨年3月に発表した新学習指導要領で、2020年からプログラミングを小学校で必修化する方針などを示しており、そのことが影響していると指摘している。

 少子化で1人にかける支出額が増加している様子がうかがえる。また早い段階から準備を始めたいと考える親が多いようだ。

関連記事(外部サイト)