「お金があってもダメ」と金持ち父さんが断言する理由

「お金があってもダメ」と金持ち父さんが断言する理由

「お金があってもダメ」と金持ち父さんが断言する理由


■お金があれば全ては解決する、と思っていませんか?
皆さん、こんにちは。

ロバート・キヨサキです。今回は、「第二の教え:お金の流れの読み方を学ぶ」について解説します。「お金の流れ」について学ぶのが重要なのは、入ってくるお金がどこへ流れていくかで、あなたの将来の経済状態が大きく変わるからです。世界のお金持ちたちは、それを実践し、代々伝えています。

「金持ち父さん」の実の息子である親友マイクとは、今でも年に1、2回ゴルフをプレーしています。彼は1990年に父親のビジネス帝国を引き継ぎ、その事業は以前にもまして繁栄しています。普通の人から見れば、想像を絶するほどの金持ちになっていると言っていいでしょう。彼は今、自分の子供にその地位を譲るべく「金持ち父さん」の教育を始めています。彼の父親がマイクと私を教育したように…。

私は1994年、47歳で経済的自由を手に入れ引退しました。妻キムは37歳でした。この場合の「引退」とは、「予期せぬ大きな変化があったときは別として、仕事をするかしないかは自分たちの自由になり、それでいて自分たちの持てる富はインフレに負けずに自動的に膨張する」ことを意味しています。

ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、要するに、上手に引退すれば、そのときまでに資産は十分に大きくなっていて、あとは何もしなくても自然に成長します。インフレに強い資産を持っていれば、物価が上がろうと怖くありません。

たとえば、私は資産の1つとして油田を買っています。私が考案した教育用ボードゲーム『キャッシュフロー』にも「油田を買う」という投資があります。リスクを十分理解し、コントロールしながら投資しているので、今では大きな不労所得を生んでいます。ここまでの道のりは、木を育てるのに似ています。何年ものあいだ水をやり、手をかけてやれば、ある日、木はあなたを必要としなくなります。根が十分深いところにまで達したのです。そして木は心地よい日陰を与えてくれます。あなたはその下で自由を満喫すればいいのです。

講演で世界各地を旅しますが、最近はどこに行っても、多くの人がお金のことばかり心配していて、もっと偉大な富、つまり「教育」に心を砕こうとしないのを心配しています。


■お金の教育を受けなければ、どんなに稼いでも借金に漬かる
柔軟性を持って新しい考え方を受け入れ、学び続けるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になっていきます。お金があればすべての問題が解決すると思っている人は、これから先は苦労するでしょう。

問題を解決するのはあなたの頭脳ですから。人生で大事なのは、どれだけのお金を稼げるかではなく、「どれだけのお金を持ち続けることができるか」です。ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)の乏しい人は、どんなに稼いでもすぐに使い果たし、それだけですめばまだしも、どっぷり借金に漬かってしまいます。

金持ち父さんの言うとおり、「金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない」のです。

「習慣が人をつくる」とは、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉です。あなたが毎日繰り返し行っていることが、良くも悪くもあなたの「将来の自分」につながっています。毎日、少しずつでいいから、お金についてより良い将来に近づく行動をしてみてください。

ロバート・キヨサキ氏
投資家、ビジネスマン、ベストセラー作家。著書『金持ち父さん 貧乏父さん』にて金持ちがお金について自分の子供たちに教えていること、中流以下の人たちが教えていないことを明かす。労働所得(給料)で生きるのではなく、お金がお金を稼ぎ出す不労所得の重要性を説き、お金教育の一環として『キャッシュフローゲーム』を開発した。

「金持ち父さん」日本オフィシャルサイト
http://www.richdad-jp.com/

(文:あるじゃん 編集部)

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