桐谷さんに聞く!コロナやリーマンショック関係なく持っておきたい優待銘柄は?

桐谷さんに聞く!コロナやリーマンショック関係なく持っておきたい優待銘柄は?

家計簿・家計管理ガイドの山口京子さんと、元プロ棋士で個人投資家の桐谷広人さんとの特別対談「コロナ禍のステイホームで買いたい優待銘柄」から、コロナやリーマンショック関係なく持っておきたい優待銘柄についてお届けします!

家計簿・家計管理ガイドの山口京子さんと、元プロ棋士で個人投資家の桐谷広人さんとの特別対談「コロナ禍のステイホームで買いたい優待銘柄」から、桐谷さんのこれからの資産や優待株で楽しく生きる老後についてお届けします!

●プロフィール
桐谷広人:1949年広島県出身、将棋棋士・投資家。日本テレビ系のバラエティ番組『月曜から夜ふかし』で現金を使わず、株主優待のみで生活をする姿が話題になった。現在はテレビ、雑誌、書籍などで幅広く活躍。『桐谷さんの株主優待のススメ』など著書多数。

山口京子:1966年名古屋出身、ファイナンシャルプランナー。All About家計簿・家計管理ガイド。大学在学中からテレビ・ラジオに出演。卒業後はフリーアナウンサーに。お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格取得。テレビ、ラジオ、セミナーで活動中。『なまけものが得をする ワンコインつみたて投資術』など著書多数。


■コロナやリーマンショック関係なく持っておきたい優待銘柄は?
山口さん:ずばり、コロナやリーマンショックに関係なく、こういう株だったら生涯持ち続けたいという優待株は何かありますか?

桐谷さん(以下敬称略):今、人気が高いのはオリックス<8591>という会社がありますね。オリックス<8591>が何の会社かはよく分からないんですけれども(笑)。

山口:オリックス<8591>は保険、銀行もやっていますし、不動産もやっている会社ですね。

桐谷:金融の会社かなぁ。これが2014年だったか、ふるさと納税をもじって「ふるさと優待」という、いい優待をやりましたね。

当時13万円の株価だったんですけれど、配当もちゃんと出しているのに、年に1回5000円のカタログから宮城県は牛タンだとか、全国各地のいいものをくれるという優待をやっており、それが今でも続いています(株主優待だけでも利回りが約4%……!)。

なぜそのような良い優待をやっているかというと、オリックス<8591>はリーマンショックのときに株価が20分の1になっているんですね。これは機関投資家がバッと売ってしまったから。株が20分の1になったことで、やっぱり個人投資家を大事にしなきゃいけないと会社が思ったそうなのです。

その結果、4万人ぐらいだった個人株主が今は40万人ぐらいになっているんじゃないかと思います。このように、良い優待をつけると個人投資家が買ってくれます。そうすると、何か不祥事があると機関投資家がバッと売ってしまい株価が暴落する企業がある一方で、良い優待があり個人株主のファンがある企業は株価が安定するのです。

(良い優待で株価が安定していた例としては)日本マクドナルドホールディングス<2702>もそうですね。2014年に大赤字になったんですが、株価はそんなに下がらなかったんですね。なぜかというと、良い優待をやっていて株主が売らなかったからです。

あと、東京テアトル<9633>という会社も、東京地方に住んでいる方で映画が好きな方にとっては非常に良い優待ですね。

株主になると年に何回か小冊子が来て、業績予想や中間報告が来るのですが、その中で東京テアトル<9633>の社長さんが投資か何かで失敗して「かつては倒産しそうになったが、映画の優待を欲しいという株主の人が売らなかったから、うちは潰れないで済んだ」と話されていました。「だからこれからも映画の優待はやめませんよ」と。

このように、優待があることで、会社にとっては、不祥事が起きても暴落が防げるというメリットがあります。我々も優待株を買うことによって、優待を楽しむというメリットを受けられ、さらに日本経済に貢献できるのでいいなと思いますね。

山口:1000社もの企業を桐谷さん1人で応援しているということですね。

※記事の情報は取材日(2021年4月6日)時点の情報になります
※記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします
(文:All About 編集部)

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