30代は投資をどう考えればいい?

30代は投資をどう考えればいい?

結婚や出産、住宅の購入などお金がかかる場合が多い30代。将来を考えると不安になることもあり、投資をして将来のお金を作っていく必要があります。若者世代といえる30代は、投資をどう捉えればいいのでしょうか。

結婚や出産、住宅の購入などお金がかかることが多い30代。将来を考えると不安になることもあり、投資をして将来のお金を作っていく必要があります。もちろん価値観やライフスタイルはそれぞれ異なりますが、若者世代といえる30代は、投資をどう捉えればいいのでしょうか。セゾン投信の中野晴啓会長の考えをお聞きします。

質問はこちら。

?Q:30代。結婚出産で何かとお金がかかります。住宅の購入も考えると、将来が不安です。投資をどう考えればいいですか?


■結婚や住宅購入などイベントが多い30代
中野さん:30代は、結婚を意識したり出産をしたりする人もいますし、住宅という大きな買い物をすることもあります。国土交通省の「令和元年度 住宅市場動向調査」によると、中古マンションを除く住宅の購入は30代が最も多くなっているので(中古マンションのみ40代のほうがわずかに多い)、この年代に住宅ローンを組んで家を持つ人も少なくないのでしょう。

とはいえ、結婚や住宅への価値観も変わってきているので、以前とは考えが違ってきていることもしっかり押さえておきたいですよね。


■「つみたてNISA」を始めよう
中野さん:さまざまな価値観やライフスタイルがある前提で、30代がどんな投資をしていくのがいいのかというと、やはり非課税制度を使うことです。「つみたてNISA」なら最長で20年間、投資の分配金や譲渡益に対して税金がかかりません。年間40万円、毎月3万3000円の投資枠があるので、これを使ってコツコツと積み立てていくのがスタートです。

つみたてNISAの非課税期間は最長20年なので、30代で始めれば50代で期限がきます。ただ、おそらくこの制度は変わっていくでしょう。期間が延長になったり、年間の非課税投資枠が拡大されたり。もし期間が延長されないならば、課税口座(特定口座)で投資を続ければいいだけです。


■投資はとにかく続けること
中野さん:大切なのは、投資を続けることなんです。30代で始めれば時間がたっぷりあるので、その時間を味方にしましょう。住宅ローンや結婚出産でお金がかかるといっても、投資のお金は将来のために使っているわけです。人生100年と考えれば、自分の将来を豊かにするためにお金を捻出していくことも必要ですよね。

投資のお金は固定費だと思って、給料をもらったら先にとっておきましょう。できれば毎月3万3000円。それが難しいなら、無理がない範囲でいいのです。とにかく今から始めて、続けること。それが30代におすすめする投資への姿勢です。

教えてくれたのは……セゾン投信株式会社 代表取締役会長CEO 中野 晴啓(なかの はるひろ)

1987年クレディセゾン入社。セゾングループの金融子会社にて資産運用業務に従事した後、投資顧問事業を立ち上げ運用責任者としてグループ資金運用のほか、海外契約資産などの運用アドバイスを手がける。その後、クレディセゾンインベストメント事業部長を経て、2006年セゾン投信株式会社を設立。2020年6月より現職。

文:川崎 さちえ(マネーガイド)
(文:川崎 さちえ(マネーガイド))

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