【上海IPO】原子力産業設備の杭州景業智能科技、初値は公開価格を11.48%下回る

【上海IPO】原子力産業設備の杭州景業智能科技、初値は公開価格を11.48%下回る

原子力産業向けのインテリジェント設備を手掛ける、杭州景業智能科技(688290/上海)が4月29日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格33.89元に対し、初値は11.48%安い30.00元だった。(イメージ写真提供:123RF)

 原子力産業向けのインテリジェント設備を手掛ける、杭州景業智能科技(688290/上海)が4月29日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格33.89元に対し、初値は11.48%安い30.00元だった。

 同社は2015年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。特殊ロボットおよびインテリジェント設備の研究開発、生産、販売を主業務としており、主な製品は分析用サンプル採集ロボット、放射性物質輸送設備など原子力産業系のロボットおよびインテリジェント設備、非原子力産業向けインテリジェント設備などで、原子力産業のほかに新エネルギー電池産業、医薬・健康産業などに利用されている。2021年12月期の売上構成では、原子力産業系インテリジェント設備が86.94%を占める。
 
 原子力産業系製品は中国の重要原子力産業プロジェクトに採用されており、中国核工業集団(CNNC)、中国航天科技集団、中国航天科工集団など大型中央企業傘下の企業、研究所を主たる顧客としている。
 
 2021年12月期の売上高は3億4871万元(前期比68.95%増)、純利益は7639万元(同44.03%増)。22年1〜3月期の業績予測は、売上高が3500万〜3800万元(前年同期比580.04〜638.33%)、純利益が0〜200万元(前年同期は156万元の純損失)。
  
  新規上場に伴い調達予定の6億145万元(約118億円)は、約54%の3億2482万元をハイエンドインテリジェント設備・ロボット製造拠点プロジェクトに、約16%の9662万元を製品研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)