【上海IPO】無線オーディオ用SoC開発の深セン市中科藍訊科技、初値が公開価格を23.67%下回る

【上海IPO】無線オーディオ用SoC開発の深セン市中科藍訊科技、初値が公開価格を23.67%下回る

無線オーディオ用SoC開発の深セン市中科藍訊科技(688332/上海)が7月15日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格91.66元に対し、初値は23.67%低い69.96元だった。取引開始後さらに下落し、終値は同29.85%安の64.30元だった。(イメージ写真提供:123RF)

 無線オーディオ用SoC開発の深セン市中科藍訊科技(688332/上海)が7月15日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格91.66元に対し、初値は23.67%低い69.96元だった。取引開始後さらに下落し、終値は同29.85%安の64.30元だった。
 
 同社は2016年設立の民営企業で、19年に株式会社化した。無線オーディオのSoCの研究開発、設計、販売を主業務としており、主な製品には完全ワイヤレス(TWS)ブルートゥースイヤホン用チップ、非TWSブルートゥースイヤホン用チップ、ブルートゥーススピーカー用チップなどがある。低消費電力で高性能のオーディオ用SoC開発に取り組んでおり、DENON、フィリップス、レノボ、オーディオテクニカ、モトローラ、科大訊飛、QCYなどのブランドの供給体系に参加している。

 2021年12月期の売上構成は、TWSブルートゥースイヤホン用チップが44.21%、ブルートゥーススピーカー用チップが33.49%となっている。自社生産を行わないファブレス経営方式を採用しており、同社はチップの開発、設計に力を注ぎ、製造やテストのセクションは外部メーカーに委託強いている。出荷量ベースによる2020年のTWSブルートゥースイヤホンチップ世界市場シェアは26%で業界第2位だ。
 
 2021年12月期の売上高は11億2353元(前期比21.23%増)、純利益は2億2936万元(同6.49%増)。22年1〜3月期の売上高は2億2934万元(前年同期比5.72%減)、純利益は4016万元(同15.99%減)。
 
 新規上場に伴い調達予定の15億9605万元(約328億円)は、約26%の4億1549万元をインテリジェントブルートゥースオーディオ半導体チップ改良プロジェクトに、約12%の1億8790万元をIoT半導体チップ製品研究開発・産業化プロジェクトに、約15%の2億4430万元をWi−Fiブルートゥース一体化半導体チップ研究開発・産業化プロジェクトに、約16%の2億4835万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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