【上海IPO】ナノフィルム材料技術開発の江蘇菲泰納米科技、初値は公開価格を約20%上回る22.22元

【上海IPO】ナノフィルム材料技術開発の江蘇菲泰納米科技、初値は公開価格を約20%上回る22.22元

ナノフィルム材料技術開発を手掛ける江蘇菲泰納米科技(688371/上海)が8月2日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格18.54元に対し、初値は19.85%高い22.22元だった。取引開始後大きく値上がりし、終値は同57.98%高の29.29元だった。(イメージ写真提供:123RF)

 ナノフィルム材料技術開発を手掛ける江蘇菲泰納米科技(688371/上海)が8月2日、上海証券取引所の科創板に新規上場した。公開価格18.54元に対し、初値は19.85%高い22.22元だった。取引開始後大きく値上がりし、終値は同57.98%高の29.29元だった。
 
 同社は2016年設立の民営企業で、20年に株式会社化した。高性能で多機能なナノフィルムの研究開発、製造および自主開発のナノフィルムコーティング設備の提供を主業務としており、携帯電話、イヤホン、電子ブックリーダー、ウェアラブル端末、ドローンなどコンシューマーエレクトロニクス製品やその部品向けに防水、防油、防腐、耐潮などの機能を持ったナノフィルム製品、コーティングサービスを提供している。製品は華為技術(ファーウェイ)、小米(シャオミ)、vivo、アマゾンなど国内外のハイテク企業に広く利用されている。21年12月期の売上構成は、単層耐液ナノフィルムが42.34%、多層耐腐食ナノフィルムが38.12%、二層防液防気ナノフィルムが13.03%、ナノフィルムコーティング設備が6.51%となっている。
 
 2021年12月期の売上高は4億1040万元(約72.54%増)、純利益は3931万元(同70.78%増)。22年1〜3月期の売上高は9589万元(前年同期比56.40%増)、純利益は775万元(同46.17%増)。
 
 新規上場に伴い調達予定の16億6400万元(約322億円)は、約50%の8億3100万元を本社パークプロジェクトに、約20%の3億3300万元を広東省深セン市の産業パーク建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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