【香港IPO】騰訊音楽が紹介形式で上場、初値は18.00香港ドル

【香港IPO】騰訊音楽が紹介形式で上場、初値は18.00香港ドル

中国最大のオンライン音楽配信サービスを運営する騰訊音楽娯楽集団(01698/香港)が9月21日、新株発行・資金募集を行わない紹介形式で香港証券取引所メインボードに上場して米ニューヨーク市場との重複上場を果たした。初値は18.00香港ドルだった。(イメージ写真提供:123RF)

 中国最大のオンライン音楽配信サービスを運営する騰訊音楽娯楽集団(01698/香港)が9月21日、新株発行・資金募集を行わない紹介形式で香港証券取引所メインボードに上場して米ニューヨーク市場との重複上場を果たした。初値は18.00香港ドルだった。

 同社は2012年設立の中国音楽集団を前身とし、03年よりオンライン音楽サービスを展開していた騰訊が16年に買収して現社名となった。18年12月に米ニューヨーク証券取引所に預託証券(ADR)形式で上場した。騰訊月間アクティブユーザーベースで、中国における最大のオンライン音楽エンターテインメントプラットフォーム。「QQ音楽」、「酷狗音楽」、「酷我音楽」、「全民K歌」の4大ブランドを運営し、オンラインミュージックおよびソーシャルエンターテインメントサービスを提供している。
 
 22年1〜3月におけるオンライン音楽業務のモバイル端末月間アクティブユーザーは6億400万人、ソーシャルエンターテインメントアクティブユーザーは1億6200万人となっている。また、中国の音楽コンテンツ提供サービスとしては最大の曲目数を誇る。22年1〜3月期における売上構成は、オンライン音楽配信サービスが39.4%、ソーシャルエンターテインメントサービスなどが60.6%となっている。
 
 21年12月期の売上高は312億4400万人民元(前期比7.17%増)、当期純利益は32億1500万元(同23.01%減)。22年1〜3月期の売上高は66億4400万元(前年同期比15.1%減)、純利益は6億4900万元(同33.71%減)。今年に入って広告形式に対する規制が強化されたこと、新型コロナの感染再拡大、経済の疲弊などにより広告収入が減少したほか、音楽のサブライセンス収入の減少、市場競争の激化に伴うソーシャルエンターテインメントサービス収入の減少が減収減益に繋がった。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)