アムンディ「あんしんスイッチ」、資産の目減りを一定水準に抑える日本初の保証付き資産保全型ファンド

アムンディ「あんしんスイッチ」、資産の目減りを一定水準に抑える日本初の保証付き資産保全型ファンド

アムンディ・ジャパンは7月28日に、日本で初めてプロテクトラインに保証契約がついた投資信託「SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)」を設定する。(写真は、7月19日に開催したメディア向け説明会で語るアムンディ・ジャパン代表取締役社長のジュリアン・フォンテーヌ氏)

 アムンディ・ジャパンは7月28日に、日本で初めてプロテクトラインに保証契約がついた投資信託「SMBC・アムンディ プロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)」<2017072801>を設定する。7月19日に開催したメディア向け説明会では同社代表取締役社長のジュリアン・フォンテーヌ氏(写真)、そして、アムンディ アセットマネジメントのヘッド オブ プロダクトスペシャリスト、ストラクチャード ソリューションズのイザベル・ド・マグレブ氏が出席し、「資産保全型ファンド」の日本での展開と欧州での実績について説明した。

 「あんしんスイッチ」の特徴は、設定時に基準価額の90%(9000円)に設けられたプロテクトラインが、基準価額が1万600円に到達すると10000円に引き上がる。さらに、基準価額が1万1111円に到達するとプロテクトラインは日々の基準価額の最高値の90%になり、プロテクトラインの水準は徐々に上がっていく仕組み。ただし、基準価額がプロテクトラインまで下落した場合は繰り上げ償還となる。一旦上昇したプロテクトラインは下がらないため、投資家はファンドの下落が購入時の10%以内という安心感を得ながら、このプロテクトラインが上がる楽しみが得られる。

 ファンドの運用は、世界の株式、債券、そして、短期金融資産など様々な資産に投資し、資産配分を機動的に変更するマルチアセット戦略で行う。基準価額とプロテクトラインが接近する局面では、短期金融資産等を中心に運用し、拡大する局面では株式等のリスク資産への投資比率を高めて積極的に基準価額の上昇をめざす。

 国内初となるのは、このプロテクトラインに保証契約をつけ、基準価額がプロテクトラインを下回ることなく繰り上げ償還できるようにした点。保証契約は、クレディ・アグリコル・エス・エーが行う。同銀行は欧州屈指の大手銀行グループであるクレディ・アグルコル・グループの中核銀行。

 アムンディ・ジャパンのフォンテーヌ氏は、「昨年、日本人1万2000名を対象にした大規模なアンケート調査を行った結果、全世帯の65%が資産運用の必要性は感じているものの、実際には資産運用を行っていなかった。資産運用を行っていない理由は、元本割れの可能性のある商品への強い抵抗感だった」と日本市場の現状を分析。「しかし、リスクへの抵抗感が強いのは欧州でも同じ。特にフランスの投資家は保守的だが、フランスの投資信託市場規模は日本の2倍に達している。このフランスで投信の普及に貢献しているのがローリスク型の商品。この分野ではアムンディに独自ノウハウがある」と、日本にもフランスで普及している資産保全型ファンドを導入することにしたという。

 ローリスク型商品の第一弾として16年1月に投入した「アムンディ・ダブルウォッチ」<201601290C>は、日々の基準価額の最高値の90%に「フロア水準」を設定し、基準価額がフロア水準以下に下落した場合は繰り上げ償還されるファンド。すでに25の販売会社が取り扱い、残高は1178億円に達した。フォンテーヌ氏は、「『ダブルウォッチ』の残高の20%は初めて投資したお客様。お客様のニーズに適う商品を提供すれば、まだまだ投信市場が伸びる余地は大きいと感じた。今回設定する『あんしんスイッチ』は、プロテクトラインに保証契約を付けた新しい段階の商品。当初募集の反応も良く、幅広く受け入れていただけると確信している」と語った。同社では、このような資産保全機能を付けた商品を「プロテクトシリーズ」としてシリーズ展開する計画だ。

 アムンディ アセットマネジメントのマグレブ氏は、「歴史的、かつ、長く続く世界的な低金利と、不透明な政治・経済・金融環境という2つの面において、パフォーマンスを追求し、かつ、資産を守るというニーズを同時に満足させる手法として資産保全戦略には幅広いニーズがある。アムンディは、資産保全型戦略ソリューションに特化した専門部署に60名以上の運用プロフェッショナルを配し、フランスにおける市場シェア43%になるリーディングカンパニー」と語った。

 アムンディの資産保全戦略はフランスのみならず、ベルギー、オーストリア、イタリアなどに広がり、香港、そして、日本へと波及している。マグレブ氏は、「資産保全戦略は、超低金利環境下におけるリスクフリー投資の代替手段、または、投資の第一歩として活用していただける。柔軟で機動的な運用を行うマルチアセット戦略に、保証契約を組み合わせた運用商品は、資産形成のコアに位置付けることも可能。グローバルに広く利用を呼び掛けたい」と語っていた。
(情報提供:モーニングスター社)

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