GPIFのESG投資や丸井のサスティナビリティ経営など、「ESG経営フォーラム2019」が2月20日に開催

GPIFのESG投資や丸井のサスティナビリティ経営など、「ESG経営フォーラム2019」が2月20日に開催

2月20日にJapan Times ESG推進コンソーシアムが開催する「ESG経営フォーラム2019」では、GPIF理事長の橋則広氏がESG投資に関する基調講演を行う。(写真は、「ESG経営フォーラム2019」の公式ページより)

 「人生100年時代」というフレーズが金融機関などで広く使われ、日本でも「ESG投資」への関心が高まっている。2月5日には東京都が第1回「東京金融賞」を表彰し、「ESG投資部門」として4つの会社の取り組みを讃えた。2月20日にJapan Times ESG推進コンソーシアム(代表:堤丈晴=ジャパンタイムズ代表取締役社長)が開催する「ESG経営フォーラム2019」では、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)理事長の橋則広氏がESG投資に関する基調講演を行う他、日本の企業のESGに関する最新の取り組みが紹介される。
 
 ウミガメの鼻にささってしまったプラスチック製のストローを抜き取るという痛々しい映像などがきっかけとなって、昨年、世界の飲食店でプラスチック製ストローを廃止する動きが広がった。安くで丈夫ということで、あらゆる日用品に使われてきたプラスチックが、リサイクルされないままに海に流れ込み、海洋生物や環境に被害を与えている。海岸に打ち上げられた海鳥の体内から消化されなかったプラスチック片が大量に出てきている。これらの情報は、SNSなどを通じて瞬く間に広まり、消費者の行動を変える力になった。
 
 ESGは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字をとったもので、企業の長期的な成長を実現するためには、ESGの観点を経営に組み入れることが重要だという考え。そして、この観点で企業を選ぶことが投資家の立場としても、資産を守り、長期的に成長させるために重要だという考えに基づく「ESG投資」の考え方も広まっている。日本においては、公的年金の運用を担っているGFIFが率先してESG投資に取り組んでいる。
 
 「ESG経営フォーラム2019」を主催するJapan Times ESG推進コンソーシアムは、ESGを重視する海外投資家・運用機関向けに、日本企業のESG情報の発信支援を目的に設立された団体。毎年開催されている「ESG系フォーラム」では、その時々のESGの課題について、識者や企業経営者、機関投資家から生の声を聞くことができる機会になっている(フォーラムへの参加は無料)。
 
 2月20日(水)13:30から六本木アカデミーヒルズ オーディトリアムで開催される今年のフォーラムは、国際金融情報センター理事長の玉木林太郎氏が「気候変動とビジネスの課題」と題して基調講演を行う。また、GPIF理事長の橋則広氏が「ユニバーサルオーナーとしてのESG投資」をテーマに講演する。
 
 そして、丸井グループ代表取締役社長の青井浩氏が「サステナビリティ経営を目指して」と題して特別講演を行い、コモンズ投信取締役会長の渋澤健氏がモデレーターとなって、基調講演を行う国際金融情報センター理事長の玉木氏と、特別講演を行う丸井グループの青井氏をパネリストに迎えたパネルディスカッション「ESG経営、推進の条件」を行う予定になっている。(写真は、「ESG経営フォーラム2019」の公式ページより)

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