人材領域でアジアと日本の架け橋となり未来の産業を支えていくOne Terrace、SBI CapitalBaseの第1号案件として株式公募開始

人材領域でアジアと日本の架け橋となり未来の産業を支えていくOne Terrace、SBI CapitalBaseの第1号案件として株式公募開始

SBIホールディングスの子会社で、インターネットを利用した資金調達支援を行うSBI CapitalBaseが2020年2月10日より、株式投資型クラウドファンディングサービスの1号案件の公募を開始した。(写真は、第1号案件のOne Terrace社提供)

 SBIホールディングス <8473> の子会社で、インターネットを利用した資金調達支援を行うSBI CapitalBase(本社:東京都港区、代表取締役社長:紫牟田慶輝)が2020年2月10日より、株式投資型クラウドファンディングサービスの1号案件の公募を開始した。
 
 今回1号案件として株式募集を行うOne Terrace社は、2017年2月に事業をスタート。現在は、日本語教育、留学、就職、採用、在留資格管理、グローバル人材研修を一貫支援するサービスに加えて大学、日本語学校向けの留学生管理システム、企業向け在留資格管理システム等のクラウドサービスを提供するなど、設立3年余りで独自性ある事業基盤を作り上げた。現地大学との連携により、ベトナム、ミャンマーの大卒理系優秀層の分野で大手を凌ぐ高いプレゼンスを持っており、上場企業との提携関係も複数ある。

 同社サービスの利用企業数は20年3月期には56社、紹介人数は105名になる見通し。同社サービスの採用企業は、従業員15名程度の中小企業から上場企業まで幅広い。特に、少子化による構造的な人手不足に悩む地方製造業に対し、ベトナムやミャンマーなどから日本語の話せる優秀なエンジニアを紹介し、定着までしっかりサポートすることで地方産業の活性化に貢献することを重視している。

 今年に入りインド拠点を設立、製造業に加えIT産業の分野にも進出すべく現地の人材データベースを構築中だ。

 創業者で代表取締役の石中達也氏は、ベトナム人留学生が来日した後で詐欺的人材ブローカー等よって無碍に扱われ、ビザが取得できず強制帰国させられている実態に憤りを覚え、外国人が安心して日本で学び、就業できる環境を整えたいとの想いからこのビジネスを着想し、起業したという。

 One Terrace社の売上計画は、20年3月期に7000万円の予想。21年3月期に1億9000万円、22年3月期に3億6000万円として、上場を検討するとしている。今回の調達資金は、システム開発とマーケティング費用として活用される計画。

 SBI CapitalBaseでは、One Terrace社の株式を1株当たり5000円として、50株に投資する25万円コースと、100株に投資する50万円コースの2コースを設けた。応募にあたっての手数料等はない(振り込み手数料は、応募者の負担)。応募は個人のみ。総額2875万円を上限に募集し、募集上限に達した場合は、受付を終了する。2月10日に募集開始し、初日に1650万円の応募があった。

 株式投資型クラウドファンディングは、これまで一部のプロ投資家に限られていた非上場企業への投資と支援(エンジェル投資)の機会を多くの個人投資家に提供する新しい投資のカタチだ。非上場企業にとっては株式の発行によりインターネットを通じて多くの投資家から少額ずつ資金を集め、中長期的な支援者を得るという新しい資金調達の手段となる。

 SBI CapitalBaseは、サービスプラットフォーム「GEMSEE」を通じて、企業と投資家をつなぐマッチングの場を提供するとともに、資金調達後の企業を継続的にサポートしていくことで企業価値の最大化を目指している。なお、取り扱いは未公開株式のため、株式には譲渡制限がついており、株式を譲渡する場合は発行者の承認を得る必要がある。(写真は、One Terrace社提供)

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