ひんやりジェルマット販売の(株)ヒラカワコーポレーションが弁護士一任

 (株)ヒラカワコーポレーション(TSR企業コード:292653263、法人番号:9010001055249、中央区日本橋蛎殻町1−18−5、設立平成1年2月、資本金3000万円、平川尚市社長)は9月12日、事後処理を金井暁弁護士(大知法律事務所、千代田区麹町2−3、電話03−6261−2501)ほか2名へ一任した。
 負債総額は28億7992万円(平成28年1月期決算時点)。

 寝具・アパレル衣料などの卸売を展開していた。中国に生産拠点を順次開設して寝装具や畳表などを中心とし、平成9年1月期は売上高23億8338万円をあげた。以降、年間売上高は約20億円で推移していたが、20年に発売した「ひんやりジェルマット」が、東日本大震災以降の電力不足をきっかけに節電アイテムとして爆発的な注文が入り、24年1月期は売上高42億5477万円と急伸した。また、大手企業と共同開発した寝具「エアーグース」の販売開始や雑貨類の扱いを増やし、27年1月期は売上高54億1629万円と過去最高を更新した。
 しかし、28年1月期は注力していた新素材の人工羽毛の「アイダーウォームス」が暖冬により販売が低迷し、売上高36億8175万円と大幅な減収となり、1億3703万円の赤字へ転落した。その後も販売環境は改善せず、新製品の投資負担や円安によるコストが上昇し資金繰りが悪化。28年2月より金融機関への返済リスケなどでしのいでいたが、「アイダーウォームス」の販売先の開拓が進まなかったため、同年8月20日付けで全従業員を解雇し動向が注目されていた。

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